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プロフェッショナルマネージャー

2005年01月21日 00時18分52秒 | 
<金曜は本の紹介>

プロフェッショナルマネージャー


 1985年刊行のものを復刊しています。内容は以下の通りですが、具体的な例を示しながら分かりやすく説明しています。この本を経営の教科書にしている柳井正ファーストリテイリング(ユニクロ)会長兼CEOが解説を加えています。柳井さんはこの本にはかなり感銘を受けたようで、色んなところでよく話されていますね・・・

<経営に関するセオリーG>
 ビジネスはもちろん、他のどんなものでも、セオリーなんかで経営できるものではない。Gはいうまでもなくジェニーンの頭文字。したがってセオリーGは”ジェニーン理論”の意味である。

<経営の秘訣>
 <<三行の経営論>>本を読む時は、初めから終わりへと読む。ビジネスの経営はそれとは逆だ。終わりから始めて、そこへ到達するためにできる限りのことをするのだ。

<経験と金銭的報酬>
 ビジネスの世界では、だれもが二通りの通貨-金銭と経験-で報酬を支払われる。金は後回しにして、まずは経験を取れ。さらに、ビジネスで成功したかったら上位20%のグループに入ることが必要だ。

<二つの組織>
 どの会社にも二つの組織がある。そのひとつは組織図に書き表すことができる公式のもの。そしてもうひとつは、その会社に所属する男女の、日常の、血の通った関係である。

<経営者の条件>
 経営者は経営しなくてはならぬ!経営者は経営しなくてはならぬ!”(し)なくてはならぬ”とは、(それをやり遂げ)なくてはならぬということだ。それはその信条を信条たらしめている能動的な言葉だ。

<リーダーシップ>
 リーダーシップを伝授することはできない。それは各自がみずから学ぶものだ。ビジネス・スクールで編み出された最新の経営方式を適用するだけでは、事業の経営はできない。経営は人間相手の仕事なのだ!

<エグゼクティブの机>
 机を見れば人がわかる。トップ・マネジメントに、いやミドル・マネジメントにでも、属する人間にとって、当然なすべき程度と水準の仕事をしながら、同時に机の上をきれいにしておくなど、実際からいって不可能である。

<最悪の病―エゴチスム>
 現役のビジネス・エグゼクティブを侵す最悪の病は、一般の推測とは異なって、アルコール依存症ではなくエゴチスムである。自分の成功を盾にエゴチスムをまき散らす社員、全体最適を考えず、自己最適に走る社員をどうすべきか。

<数字が意味するもの>
 数字が強いる苦行は自由への過程である。数字自体は何をなすべきかを教えてはくれない。企業の経営において肝要なのは、そうした数字の背後で起こっていることを突きとめることだ。

<買収と成長>
 難点はただ、大作戦にはいつもつきもののことだが、他のだれもが彼らと同じ物を見、まったく同一の戦略を思いつくことだった。その結果として、彼らはみな、巨大市場をめぐって、トップメーカーと戦うことになる。

<企業家精神>
 起業家精神は大きな公開会社の哲学とは相反するものだ。大企業を経営する人々のおおかたは、何よりもまず、過ちを-たとえ小さな過ちでも-犯さないように心がける。

<取締役会>
 勤勉な取締役会は、株主のために、この基本問題に取り組まねばならぬ。その会社のマネジメントの業績達成の基準をどこに置くか。去年または今年、会社がどれだけの収益を挙げたかではなく、挙げるべきであったか。

<気になること―結びとして>
 良い経営の基本的要素は、情緒的な態度である。マネジメントは生きている力だ。それは納得できる水準-その気があるなら高い水準-その気があるなら高い水準-に達するように物事をやり遂げる力である。
<やろう!>
 やろう!

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<今日の独り言>
 うちのもうすぐ10ヶ月の息子には、よくスプーンでごはんを食べさせて楽しんでますが、最近はスプーンにごはんを載せるだけで「アーン」と口を開けます。それはちと早すぎだろ!!最初は口元にスプーンを持っていってようやく口を開けていたのに・・・パブロフの犬と一緒ですな・・・

コメント (2)
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