乾かぬうちに...
先日
「買わず、ふやさず支度したい、である。
納得のいく拵え(こしらえ)が、買わずふやさずできたときは、楽しい」
山本ふみこさんの暮らし方に 同感!同感!
なんて言っていたのもつかの間....
しかも 今すぐ必要ではないのに。
昔の丸帯を
2本の帯にお仕立て直しに出しました。
そうかて...
ハイ、ここから言い訳が始まります。
今は花嫁さんのお支度くらいでしかお目にかかれなさそうな 丸帯。
昔の帯のありようで(私の手元にあったのはアンティーク)
引き抜き結びにしないと 柄の出方が逆さなのです。
後ろ手で 引き抜きなんて あり得ない。
手先を垂れに持ってくれば
通常に柄がでるけれど、
手先側に わずかに折りすじがついている...。
なのでこの案は却下。
その上、 二重のお太鼓にするには 長さが微妙に足らない。ほんのあと20㎝くらい。
*わずか20㎝、と言ったけれど 帯の長さの5㎝、10㎝の違いは侮れません。
でも このまま タンスの肥やし? もとい、お宝保存?
その方が もったいない。
というわけで
袋帯と名古屋帯にそれぞれリメイクしていただくよう ただ今お願いしているところです。
う~ん、
考えようによっては
“あるもので 納得のいく拵えができました” と 捉えられないこともないか。
着物まわりに関しては いっくらでも理由付けができるんだワ。 と。
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