ブログ「教育の広場」(第2マキペディア)

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教育の広場、第32号、学校給食のあり方

2006年03月01日 | 教育関係
教育の広場、第32号、学校給食のあり方

(2001年04月04日発行)

 静岡県の清水市のある中学で給食を取り入れることになったそうです。自
校方式か業者の弁当かでもめたそうですが、結局業者の弁当になったそうで
す。

 いまだに議論が続いているそうですので、今回はこれをとりあげます。

 といっても私には定見はありません。そこで論点を整理してみたいと思い
ます。

 ドイツのように午後1時で学校が終わるがゆえに昼食の問題の起きない場
合は除いて、好い悪いはともかく午後も学校があることを前提すると、なん
らかの形で昼食はとらなければなりません。考えられるのは次の4つでしょ
う。

1、 校内に食堂をつくる。
2、 弁当を持参させる。
3、 自校式かセンター式か、ともかく給食を作ってだす。
4、 業者から弁当を取り寄せる。

 ではどれがよいのでしょうか、また現実的でしょうか。

 1は中学では難しいとおもいます。

 2の弁当持参が私は理想だと思います。しかしそれの出来ない家庭も
あると思います。するとコンビニで弁当を子供に買わせるということにも
なりかねません。ですからこれは現実的ではないと思います。

 しかしともかく弁当がいいと思います。なぜならすぐに食べられるから
です。それに弁当だと、自分の席ではなくて、移動して食べることもで
きます。仲良しグループで食べたり、野外で食べたりもできます。だか
ら4が好いと思います。

 3では、配ったり、後片付けに時間がかかります。そういう作業にし
つけ的な意義を見出す方もあるようですが、デメリットの方が大きいと
おもいます。

 つまり私の考えでは、2がベストなのですが、それができないのでし
たらやはり4でも悪くないと思います。3種類くらい用意して、前日に
選んで注文できるようにしたらどうでしょうか。

 意見をお寄せ下さい。冷静にそれぞれのメリットとデメリットを比較
して考えたいものです。