現代の虚無僧一路の日記

現代の世を虚無僧で生きる一路の日記。歴史、社会、時事問題を考える

大麻

2008-09-11 10:52:20 | 社会問題
「竹ちゃん」から、先日書いた「大麻の吸引は罰せられない」に
コメントをいただいた。
「そうですか、てっきり吸ってはいけないものと思ってました」と。

いかんいかん、ぜったいいけません。
『大麻取締り法』では「栽培と所持」とあって、吸えば
所持していたことになりますので、所持で罰せられます。

ただ、密室内で隣の人が吸っていて、間接的に吸った場合、
罰せられないということです。

『第24条の2 大麻を、みだりに、所持し、譲り受け、又は
譲り渡した者は、5年以下の懲役に処する。』


オランダの事情についても、匿名さんからコメントいただきました。
オランダの麻薬政策は、アヘン、コカインなど覚せい剤に深入り
しないように、マリファナや大麻などの軽いものは、監視下で公認
しているのであって、麻薬を全部許しているわけではありません。
その通りです。誤解のないように。

ところで、先日のNHKのドキュメンタリー番組で、日本の関東軍が
アヘンの密売を行なって、それが中国侵略の軍事費用に充てられて
いたとか。東条英樹もその政策の張本人だった。A級ならぬ永久
戦犯だ。

「尺八と一休語りの虚無僧一路」のホームページも見てください。

一休と虚無僧」で別にブログを開いています。

日記@BlogRanking

9月10日 菅原道真

2008-09-11 09:06:44 | 虚無僧日記
「九月十日」という漢詩がある。作は菅原道真。

去年の今夜 清涼に 侍す
愁思の詩篇 独り 断腸
恩賜の御衣 今此処に在り
捧持して毎日 余香を拝す

菅原道真は去年の9月10日、清涼殿での「菊の宴」で
詠んだ詩が、宇田天皇に愛でられ、御衣を下賜された。
ところが、翌年一月に幼帝醍醐天皇が即位すると、
藤原時平の陰謀で、九州大宰府に左遷させられた。
菅原道真が大宰府にあって、去年の今夜を偲んで詠じた
とされる詩である。

「10日の菊」とは愛でられない例えだが、菅原道真の
頃は9月10日に「菊の宴」だったことになる。はて??

昨日の詩吟教室で習った詩は、菅原道真の『門を出ず』。
菅原道真は、意固地になって、「大宰府の官舎から一歩も
外に出ず」という詩を残して、2年後には憤死してしまった。

その後都では天変地異が相次いだため、都人は、道真の祟り
と畏れ、天神様として祀るようになったのだ。今では「学問
の神」と崇められる天神様も、実は、怒り狂った雷神だった。

私もかつては、よく荒れ狂っていたが、最近ようやく鎮まって
きた。天神様になれるかな。

「尺八と一休語りの虚無僧一路」のホームページも見てください。

一休と虚無僧」で別にブログを開いています。

日記@BlogRanking


10日の菊

2008-09-11 09:05:27 | 虚無僧日記
「6日の菖蒲に10日の菊」
5月5日は端午の節句、9月9日は重陽の節句。
「節句の翌日に咲いた花は、飾って愛でられる
ことはない」。つまり「期日を過ぎたものは無効」
という意味。いつも心している。

といっても、過去は、期日に間に合わぬことが
多かった。電気・ガス・水道代なども、赤紙が
きて、いよいよ止められる前日に、しぶしぶ
払っていた。市民税は何年も滞納していたら、
利息がついて8万円にもなって、手痛い思いを
した。

今は、マネージャーこと「まあねぇちゃん(私の時間と
金の管理人)」が 「どうせ払うものだから」と
即 払ってくれている。気分もいい。“ツキ”も
呼ぶようだ。

昨日ネットオークションで、マネージャーに内緒で、
「尺八の楽譜」(1,600円)を落札してしまった。
しまった金が無い。
するとNHKから 6/2の出演料2万円を振り込む
との通知が来た。3ヶ月遅れ、でも助かった。
必要な時に必ず入ってくる不思議。


「尺八と一休語りの虚無僧一路」のホームページも見てください。

一休と虚無僧」で別にブログを開いています。

日記@BlogRanking


大地震対策

2008-09-11 06:41:21 | 心の問題
東海大地震は 「いつ来てもおかしくない」状態らしい。

先日の豪雨と雷の時、朝4時起きして、まだ真っ暗。
テレビも映らない、電話もかからない。水も出ない。
トイレも使えない。「あらら」だった。

「非常食と水ぐらい買っておきたい」とマネージャーに相談
したら「あなたは虚無僧でしょ。いつ死んでもいい覚悟
じゃなかったの!、そんなことシンデもいい」と一喝されて
しまった。ぎゃふん。

真如苑の会合でも「9/13大地震」の噂が話題になった。
「大丈夫守られているから」の一言で終わり。
「なんなら、中京本部に集っていればいいでしょう」と。
なるほど、そこは宏大な敷地で、元は竹やぶがあった所。
車700台分の駐車スペースもある。避難場所としても最適だ。

「いつ どこどこの災害では、大きな岩が落ちてきて、
家のま裏で止まり、その岩のおかげで 大水が左右に
別れて流れたので、家は流されなかった」とか、

「どこどこの噴火では、熔岩流が家の直前まで来て
止まった」とか、救われた奇跡の話は、真如苑に限らず
各新興宗教に共通してある。

宗教が「心の平穏、安心立命」を得るためのもので
あればいいか。

「尺八と一休語りの虚無僧一路」のホームページも見てください。

一休と虚無僧」で別にブログを開いています。

日記@BlogRanking

9/13 大地震??

2008-09-11 06:05:23 | 心の問題
「9月13日に東海大地震が来る」と もっぱらの噂。

13日は実践倫理宏正会の秋季大会がある。幹部の
方々は皆 この日のことしか頭にない。
「大地震がきたらどうするのか?」という質問に、
「車に分乗して行けばいいですね」と軽い気持で
答えたか、夜、連絡網の電話が入った。

「大地震で鉄道がストップしたら車に分乗して行く
ようにとの指示なので、車を出してもらえますか」と。
「車の通行も規制されるだろうに」と一瞬思ったが、
上からの指示は、素直に「ハイ」で受けなければならない。
とにかく、雪が降ろうと、槍が降ろうと粛々と集う会なのだ。
先日の豪雨でも、床下浸水になった会員も平然と来ていた。

翌日、責任者は演談で「車に分乗してでも行きなさい、と
言ったが、日頃『他のため人のため』と学んでいながら、
自分の事しか考えが及ばなかった」と反省の弁。

上に立つ者の判断、指示は なかなか大変である。

「尺八と一休語りの虚無僧一路」のホームページも見てください。

一休と虚無僧」で別にブログを開いています。

日記@BlogRanking