現代の虚無僧一路の日記

現代の世を虚無僧で生きる一路の日記。歴史、社会、時事問題を考える

詩吟の伴奏

2008-09-16 22:40:16 | 虚無僧日記
9/15 敬老会を終えて、車を飛ばして高蔵寺へ。
詩吟の会の尺八伴奏に行く。
すでに午前の部は終了し、昼の弁当に酒も出て、
みな一杯気分。おしゃべりがやまない。
騒々しい中で、午後の部が開始。誰も聞いていない。
話し声は大きくなるばかり。

以前の私なら「やめた、帰る!」と怒鳴って、ひと騒動
起こすところだが、こらえた。だが、笑顔 笑顔と
思っても顔がひきつる。
幹事の人が、紙に「静かにしてください」と書いて
各テーブルを周っていた。大声を出して注意をすれば
言われた方は気分を害する。幹事の適切な行動に感心する。

引き続き、9/23の能楽堂での構成吟をやらせてもらう。
さすが能楽堂に出る人たちは、姿勢からして違う。
吟にも熱がこもる。みな 静かに聞いてくれた。

おしゃべりさせるのも、黙らせるのも、芸の力と
取り組む姿勢次第なのだ。

「尺八と一休語りの虚無僧一路」のホームページも見てください。

一休と虚無僧」で別にブログを開いています。

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9/15敬老会

2008-09-16 22:09:32 | 虚無僧日記
野田学区の敬老会に招かれて行ってきた。
77歳以上のお年寄り150名が、小学校の体育館
に集う。

区長はじめ来賓の御祝辞、消防署、警察署からの
お願い事項。そしてアトラクションとして、手品やら
踊りやら、健康体操に私の尺八と盛りだくさん。
しかし、楽しく盛り上げようと思ったが、笑いが出
ない。何を聞いても返事もない。

この年代の方は 生まじめ。「敬老会」という行事に
義務で出席して、聞きたくもない尺八、見たくもない
踊りを見させられて、じっと時間が過ぎるのを待って
いるという感じ。反応がないのには どっと疲れた。
こういう雰囲気の場で笑いを引き出すには、まだまだ
場数を踏む修行が必要と悟る。

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