日々はつれづれ

旅に出たいと思いつつ、過ぎていく日々のつぶやき。

国宝・阿修羅展

2009年06月03日 | 博物館・展覧会・講座


今話題の「国宝・阿修羅展」に行ってきました。
しかし平日だというのに入場制限がかかり1時間半待ち…。
並んでみたものの、こちらは20時までやっているので先に「恐竜展」に行くことに。
再び並び始めること多分2時間弱。
行列のある場所には日傘の貸し出しや給水所が設けられたりしていました。
気分の悪い人が出たときのために、係りの人も列の間を巡回。
しかし本当に大変なのは入場してからです。

とにかくすごい人と熱気。
解説を聞きながら見学するなど無理そうだったので、イヤホンガイドは借りず。
最初の部屋のガラスケースの中もほとんど見えません。
ただ、手元だけではなく上のほうにも解説板がありました。
気になったのだけ人並みの隙間から見学。
最初の部屋を過ぎると十二神将などの像があります。
カルラのくちばしがちょっと素敵。
阿修羅・十二神将というとまんが「聖伝」を思い出す世代の私たち。
「これがけんだっぱ王か!」などと言っていました。

そうしてたどり着いた阿修羅の部屋。
ダヴィンチ展の時と同じようにスロープができています。
そこも人が連なっていますが、隙間から見下ろして絶句。
阿修羅像を何重にも人が取り巻き、押し合いへし合いしています…。
それでもそこを進まねば次の部屋へいけないし、近くで見たいし。
ということで突入。
阿修羅とゆっくり対峙して何かを感じる…なんてことはできませんでした。
それでもぐるっと一周できるのは楽しいです。
阿修羅の腕は縦に並んでいるのかと思ったら、下の2本は同じ位置から出ていました。
阿修羅というと3面とも全く違う顔をしているものと思っていました。
思い出すのはキン肉マンに出てくるアシュラマン。
あの顔がくるくる回るのが印象に残っています。
とまぁ、やはり煩悩は追い出せず凛々しいお顔を眺めていたのでした。

阿修羅の部屋を出たら通路を挟んで第二会場です。
ここに来るとぐっと人が減りました。みんなどこに行ったんだろう…。
第二会場入ってすぐには四天王像。
これがまたすばらしくかっこよかった!
俗な人間なので、やはりこういう華麗な衣装は心ときめきます。
甲冑は凛々しく、衣は緩やかに波打ち今にも動き出しそうです。
本物の柔らかな布なのかと思ってしまうくらいの質感。模様も素敵。
その奥には金色の薬王菩薩と薬上菩薩が。
四天王の隆々とした身体と違い、こちらややわらか。
特に薬上菩薩のシルエットが女性的で不思議な印象でした。
最後にバーチャル映像の部屋を経てギフトショップへ。

そりゃもうこの人気ですからギフトショップも大混雑。
人並みをかきわけてポストカードコーナーへ行きました。
阿修羅は正面・背後・横からとあったので購入。
四天王は4体で1枚のみ。写っているのも上半身だけ。
折角だから1対ずつ全身写っているものが欲しかったです。
その他にカルラのポストカードも購入。
あと、阿修羅の蒔絵シールも買ってきてしまいました。

間もなく終わるというのに大盛況の阿修羅展。
最後の週末は一体どれほど混むのでしょう。
でも行ってみて良かったと思ったのでした。
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