日々はつれづれ

旅に出たいと思いつつ、過ぎていく日々のつぶやき。

音食紀行さんのトークイベントに行ってきた

2016年11月27日 | 世界を食べる
先日音食紀行さんのトークイベント「歴史再現料理の魅力」に行ってきました。

きっかけはTwitterで「古代メソポタミア食事会」なるものがやっていることを知ったこと。
なんだその楽しそうなイベントは。
古代の再現料理を食べてみたい!
あ、トークショーでパンが食べられるようだ。
という訳で参加してみたのでした。

主催の遠藤さんは大学時代に古典音楽を学び、ある日世界の料理を作ることに目覚めたそうです。
その両方を楽しむイベントは面白いんじゃないかと始まった食事会。

最初は仲間内の世界の料理から始まって、歴史の中の料理を再現するようになったそう。
当時のレシピ通りにするとマスタードスプーン20や胡椒たっぷりなどで今の味覚には合わない。
なので美味しさを重視してアレンジしているそうです。
胡椒たっぷりなんておいしさより富の象徴っぽいですもんね。

材料もどうしても手に入らないものは日本の品種別のものにしたりもするそうです。
結構いろいろな材料が調達できるのだなぁと思ってみたり。

トークショーでごちそうになったのはメソポタミア風パン・フレーバーウォーター・ハーブ漬けワイン。

メソポタミア風パン(上)
エンマー小麦にビールで発酵。
食事会の時は黒ビールで発酵させたので黒っぽいパンになったそう。
この日は普通のビールで発酵とのこと。
小麦はつぶつぶのままでも混ぜ込んでありました。
エンマー小麦自体は近年の古代米再現のように、昔の小麦を再現して栽培したりしているそうです。
今まで食べた中で近いのは、雑穀ホットケーキミックスを炊飯器で炊いたもので食感がベーグルっぽいもの。
蜂蜜やジャムをつけたり、ベーグルのように中に何かを挟んだらおしゃれランチで受けるんじゃないかと思いました。



ハーブ漬けワイン(左)
白ワインにコリアンダー・タイム・ミントなどが入っているそうです。
まろやかな口当たりとハーブの爽やかさて美味しいです。
気が付いたら飲みすぎてしまいそう。

フレーバーウォーター(右)
ザクロジュースにブドウ・シナモンスティック・ミントが入っていました。
余ったブドウはデザートでもいただきました(笑)。
シナモンもきつくなく、これまた美味しかったです。

古代メソポタミアだけでなく、ギリシャやドイツ・イギリスなどの食事会も開催予定だそう。
今度は食事会に行ってみたいと思います。

初めての味にビックリ…「古代メソポタミア食事会」で当時の食文化を体験してきた

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