日々はつれづれ

旅に出たいと思いつつ、過ぎていく日々のつぶやき。

ティアラ展

2007年01月20日 | 博物館・展覧会・講座
 渋谷Bunkamuraザ・ミュージアムで開催されている「ティアラ展」に行って参りました。

 初日なので混んでいるのかと思いきやそれほどでもなく。
 音声ガイド、鹿賀丈史扮するナポレオンのナビのもとゆっくりと見ることができ
ました。
 いやもうきらきらかわいいのなんの。
 時代ごとに展示されていますが、実際に着用している絵や写真などもあり、どうやって頭に乗っているのか、当時のドレスとのバランスも垣間見ることができました。
 
 素材も金から始まり、銀台にダイヤモンドのもの、プラチナ台になるとより繊細な細工になり、バラや葉がきらきらゆらゆら揺れていたり。
 珍しいものでアイアン素材のものもありました。
 また宝石もダイヤモンドだけでなくルビーやアメジスト、エメラルドのものもありました。
 珊瑚やトルコ石のものもあったり。
 トルコ石のものは小さい粒がで模様を描いているのですが、ちょっとぶつぶつが不気味だったかも…。
 東京会場だけの展示なるらしいイギリス王室所有のアクアマリンのティアラは豪華で清楚でかわいらしく、ガラスケースにへばりつくように見入っていました。

 またHPに画像が載っていますが、ラリックデザインのものもあり斬新でおもしろかったです。
 ロシアのものもエナメルとダイヤを組み合わせたものがあり見ごたえがありました。

 ティアラのモチーフも植物や花、星、デザイン的な模様など多彩。
 最後にトリノ五輪金メダリスト荒川静香のティアラや、この展覧会の為に作ったミキモトのティアラなどもあり。
 このミキモトティアラの製作過程のVTRも流れていましたが、沢山の職人さんがこまかーい作業を繰り返しているのに感心してしまいました。
 ただ画像で見るとダイヤの輝きの中の花芯が繊細な金細工で出来ているのがよく分かるのですが、実際の展示はショーケース内の照明の関係で全体的に金色に見えてしまい残念でした。
 もっと自然に近い色が分かるように、また細工が良く見えるように回転したりの工夫が欲しいなと思いました。

 図録があり買おうか迷いましたが、写真の写りがあまりに悪く断念。
 値段が高いのに画像が粗いのがあるのってどうよ。
 ポストカードなども頑張っているのはわかりますが、実物からかけ離れていたので買う気にならず。
 ざっと見渡すだけで帰ってきたのでした。
 折角なのでティアラモチーフのストラップとかあればいいのに。

 ミキモトのVTRを見ていた女の子ふたり組みの会話。
 「うわぁ、あたしも結婚式でティアラつけたい~」
 「てか絶対つける」

 ティアラはお姫様の必須アイテムなのであります。
コメント (2)
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