覚え書きのようなもの・・・分室

私の好きな音楽のこと(主にクラシック)や日々の出来事、思ったことなどをつたない言葉で記してみます

アシュケナージ、メータ、ロンドン響のブラームス ピアノ協奏曲第2番

2008年12月29日 | 音楽
・今年も残りわずかになりました。私は大晦日まで仕事です。去年は30日の夜にダウンしまして、なんとも惨めな年末年始を過ごしたので、今年は体調には細心の注意を払って(それほど大げさな話でもありませんが)おります・・・。

・今日は大好きなブラームスのピアノ協奏曲第2番を若き日のアシュケナージのピアノで聴きました。今から40年前の録音なんですね。今聴いても実に瑞々しい録音にまず驚かされます。さすがはデッカです。冒頭のホルンに続いて出てくるアシュケナージのピアノの美しい音! 玉を転がすような、とでも言いたくなる美音です。メータ指揮のオーケストラ共々、若々しい演奏が繰り広げられていて、聴いていて清々しい気持ちになりました。最近のピアノの演奏は聴いていないのでなんとも言えませんが、「ピアニスト」として大活躍していた頃のアシュケナージのピアノはいつ聴いても爽やかで魅力的です。

・ちなみに、この録音と同じ年(1967年)にあの永遠の名盤(少なくとも私にとっては・・・)、バックハウス、ベーム、ウィーン・フィル盤が録音されているんですね。そう考えると非常に感慨深いものがあります・・・。

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2 コメント

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アシュケナージのブラームス (mozart1889)
2008-12-30 06:14:59
おはようございます。この演奏、いつか聴いてみたいなと思いつつ、まだ入手できてません。アシュケナージ若かりし頃のピアノの音、聴いてみたいです。録音もエエんですね。
アシュケナージのブラームスは、ハイティンクと共演した再録音盤を愛聴しています。僕にとってはベストはこれかなと思いつつ、そういえば、1967年録音の大名盤もありましたね・・・・・・・(^。^)。
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ありがとうございます (goo1611)
2008-12-31 06:56:04
mozart1889さん、コメントありがとうございます。

私もハイティンクとの共演盤持っています。あちらもいい演奏でしたが、生きの良さでは指揮のメータやオーケストラも含めて今回の盤に軍配が上がるかな、と思いました。その後の円熟した演奏も素敵ですが、こちらも忘れるには惜しい演奏だと思います。

ちなみに、この若き日のアシュケナージのシリーズ、既に入手困難な物がいくつかあるみたいです。国内盤はちょっと廃盤になるタイミングが早過ぎるような気がします…。
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