・最近、ヨーゼフ・シュトラウスの曲をよく聴きます。43歳で亡くなった事と音楽を始めたのが遅かった事で作品の数はお兄さんにかないませんが、残された曲自体は珠玉の作品がたくさん。お兄さんも認める楽才の持ち主だったようです。
・ヨーゼフの代表的な作品の一つが「うわごと」。およそワルツの曲名にはふさわしくありませんが、解説によると医師達の舞踏会のために、その舞踏会の委員から出されたお題で作曲したのだとか。なるほど・・・。ちょっと意地悪なお題を出したつもりなんでしょうが、ヨーゼフは実に見事にそのお題をクリアしました。曲の冒頭、「いったい何事か」と思うような不安げで朦朧とした感じが、まさに夢でうなされている気分そのもの。素晴らしいセンスだと思います。思わず「座布団一枚!」と言いたくなりますね。
・セルとクリーヴランド管の演奏はウィンナ・ワルツの洒落た気分というより、一つの管弦楽曲として再現しました、という感じでしょうか。冒頭部分も朦朧と、というよりは、何かとてつもなく恐ろしい夢にうなされているという感じ。明晰で辛口な、これはこれで大変立派な演奏だと思います。
・ヨーゼフの代表的な作品の一つが「うわごと」。およそワルツの曲名にはふさわしくありませんが、解説によると医師達の舞踏会のために、その舞踏会の委員から出されたお題で作曲したのだとか。なるほど・・・。ちょっと意地悪なお題を出したつもりなんでしょうが、ヨーゼフは実に見事にそのお題をクリアしました。曲の冒頭、「いったい何事か」と思うような不安げで朦朧とした感じが、まさに夢でうなされている気分そのもの。素晴らしいセンスだと思います。思わず「座布団一枚!」と言いたくなりますね。
・セルとクリーヴランド管の演奏はウィンナ・ワルツの洒落た気分というより、一つの管弦楽曲として再現しました、という感じでしょうか。冒頭部分も朦朧と、というよりは、何かとてつもなく恐ろしい夢にうなされているという感じ。明晰で辛口な、これはこれで大変立派な演奏だと思います。
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