覚え書きのようなもの・・・分室

私の好きな音楽のこと(主にクラシック)や日々の出来事、思ったことなどをつたない言葉で記してみます

ルフェビュールのシューマン ピアノ協奏曲

2005年11月05日 | 音楽
・早いものでもう11月。せめて、その日に聴いた曲名だけでも書こうと思いながら、なかなかままならず、すっかり間があいてしまいました。この頃はアルコールが入るとやたらと眠くなってしまい、酷いときには、いつ、どうやって寝床に入ったかも覚えていない有様・・・。量が増えているわけではないのですが・・・。

・さて突然ですが、私はシューマンのピアノ協奏曲が大好きです。第1楽章冒頭のあのテーマから魅了されてしまいます。初めて聴いたのはルービンシュタインだったか、ケンプだったか。最近では昨年のN響定期で聴いたエレーヌ・グリモーの演奏が素晴らしかった! グリモーのこの曲はまもなくサロネン指揮のシュターツカペレ・ドレスデンとの新譜が出るのを心待ちにしています。

・今回はイヴォンヌ・ルフェビュールがポール・パレー指揮のフランス国立放送管弦楽団と共演した演奏を聴きました。生々しく鮮明なステレオ録音。往年のフランスのオーケストラらしい管楽器の独特な明るい音色が魅力的です。ピアノは所々ミスもありますが、力強さも優しさも兼ね備えた素晴らしい演奏。指揮者のものかピアニストのものかはわかりませんが、2楽章のあたりからかなりはっきりとした鼻歌が聞こえるのもご愛嬌。なんだか嬉しくなって2日続けて聴いてしまいました。

・ルフェビュールの演奏は初めて聴きましたが、この演奏は私のお気に入りの一枚になりそうです。シンプルだけど、どこかおしゃれなジャケットも素敵です。

コメント (2)
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