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モラモラ会社員がムラムラしながらお届けするヌルヌルアーカイブ。

この冬、大人のライフスタイルをXserve

2004-12-12 | ヌルヌルアーカイブ
この3か月間、水面下で蠢いていた企画が、週末ついに一般公開された。例のポータルサイトのトップページの「特集」のなかにある、表題のハイパーテキストのリンク先がそれだ。

プロジェクトのコアメンバーは、26歳~29歳までの男ばっか若造4人。「こんなことができたらいいね」的なブレストから始まり、スキームの構築、情報提供元の選定、予算調達、根回し(←これ重要)、各種承認会議から多種多様な書類申請、広告商品の設定・販売、制作、関連部署との調整、最終的なクオリティーチェックまで、よくもまぁこんな短期間でできたもんだ。ほんと、馬力のある若造どもだと思う。マジで。

俺的には、ほかにそこそこ重い非定型案件3つを並行させながらの「ド新規ド非定型ド突貫案件」だったので、正直、先月後半からず~~~っと、もう泣きが入るほど忙殺されていた……人間、キャパを超えるとアドレナリンのようなものが脳内から分泌されるらしく、極度の寝不足でも比較的テンションを維持できていたのが不思議だった。でも、それを続けていると、なんか体の節々が痛くなってくる。特に、扁桃腺のあたりがなんかすごく痛い。「過労死」って、きっとこういう状態のちょっと先に、まるで「ヌリカベ」のように突如として立ちはだかっているんだろうなぁ……と、思った(←大げさ)。

とりあえず、リリースした当日はえも言われぬ達成感でいっぱいだった。だが、“達成感を感じる”というのは、あくまで制作者側の感情であって、何の予備知識のない第三者から見れば、ンなこたぁ関係ない。

どこの業界のどの成果物でもそうだと思うが、はっきし言って作った当人たちには「灯台下暗し」的に把握できていない、製作中の時点では潜在的な問題点がままある……もとい、非常にたくさんある。これが、一般にリリースされるまでのフローのなかですべて潰されればいいのだが(ていうかそのなかで問題点を潰していくのにも今回多大なリソースを要求することになってしまいとっても申し訳なかったわけだが)、それでも潰れなかった部分が残ってしまうと、ちょとマズい。ましてや、歴史の浅い業界だ。ちょっとでも新しいことをやるには、想像もつかないほどのリスクを覚悟しなければならない……って、あれ? こんなこと、俺、考えてたっけ……? いや~、いろいろ考えながら文章にすると、潜在的にくすぶっていた感情が表出して、自分でも面食らうね! そして、問題点は――

残ったのか。
残ってないのか。
残ってしまったのか。

はたして、それは、顕在化しているのか。するのか。しないのか。

ああ、来週も調整事項がたくさんありそうだ。
今日こそぐっすり寝とこ……。