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週刊文春販売差し止めでXserve

2004-03-18 | ヌルヌルアーカイブ
つーか、俺も~でXserveとか言ってる場合じゃねーっつーか。ウワシンが休刊したとたんにこれかよ! という感じです。

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最近、三権分立ってできてない気がする。特に司法。個人情報保護の大義名分で言論統制を敷こうとするネオナチまがいの政府の意向に呼応するかのように、政治家の名誉毀損裁判では媒体側の証言をことごとく無視したり、損害賠償額の相場を以前の数倍に引き上げたり、、。

「逆転裁判」に出てくるヒゲの「サイバンカン」だって、待った! と言われたら、待つじゃん。たった一人のどこの馬のホネとも知れない裁判官が、天下の文春の発売を待ったできてしまう事実自体におどろいた。

なんなんだろうね。そもそも、たまっているのでは? オナニーのおかずなら俺でも提供できますが、治世のおかずはあんたらでないと提供できないんだよ。

書店が販売を自粛というのも、一応メディアに携わる人間としては耳が痛い。○○が××だから、△△は自粛しよう、みたいなことは日常茶飯事とまではいかないまでも、ままあるからだ。

自粛がいい結果を出すことはあると思う。こないだのジャパネットたかた社長が放送を全部自粛したのは、ある種の潔さを感じたし、長い目で見れば、あの事件はあの会社の肥やしになるだろう。そこには、思想があるからだ。

問題は、思想がない自粛だ。自粛に思想がなく、ただなんとなく上空を漂っている火の粉を恐れてやってしまう自粛はいただけない。思想のない自粛は思想がないゆえに、歯止めが利かないからだ。その結果、すべてがシュリンクしていき、誰もが言いたいことを何も言えない世の中になってしまうだろう。これでは、特高デカに庶民が怯えていた言論統制下の大日本帝国に逆戻りだ。まだ、ソフトバンクみたいに厚顔無恥な方がましだ(あれも思想があるとは思えないけど☆)。

ヤフオクを見てみたら、早くも数百冊の文春が出品されたいた。祭りだね、まさに。この大和民族特有のノーテンキさが、今後吉と出るか、凶と出るのか。

そのうち、ブログという手段ですら書きたいことが書けなくなるかも。そうなるまえにせいぜい書きたいことを書いておきたいと思った。