2018/11/27、公助、・自律移動型の警備ロボット、・職員の負担軽減や駅利用者の安全確保、
●西武鉄道などは27日、人工知能(AI)を搭載した警備ロボットの実証実験を西武新宿駅(東京・新宿)で報道陣向けに公開した。改札外のコンコースを往復し、しゃがみこんだ人を検知して駅員に伝えた。鉄道駅で自律移動型の警備ロボットを動かすのは日本初。
職員の負担軽減や駅利用者の安全確保を狙う。課題を検証し、2020年の実用化を目指す。警備ロボの名前は「ペルセウスボット」。日本ユニシス、防犯装置のアースアイズ(東京・中央)、西武鉄道が東京都立産業技術研究センターの支援を受けて1年がかりで開発を進めた。
ロボは立体空間で人の動きを感知するセンサーとカメラを内蔵し、指定したルートを自動で巡回する。人の不審な目の動きや一定時間倒れている様子、普段はない不審物などを検知して駅員のスマートフォン(スマホ)に通報する。ロボット正面のインターホンを押せば、現場にいる客が離れた駅員と通話もできる。実証実験は30日まで西武新宿駅で実施される。見学会では決められたルートを時速1キロの速さで走行。点字ブロックもうまく越えた。体調不良を想定して一定時間しゃがみこんだ人を見つけると、方向を変えて近づいて警告音を出すとともに、駅員のスマホに伝えた。しゃがんでいる人がいないのに検知した場面もあった。ロボの製造を担う日本ユニシスの担当者は「映像認識の精度を高めたい」と話す。
20年をメドに実用化し、駅や空港、イベント会場やショッピングセンターなどに売り込むことを目指す。西武鉄道の担当者は「20年の五輪に向けて観光客対応が増えるであろう駅員の負担を減らすとともに、監視カメラで残る死角をなくして駅の安全性も高めたい」と話す。課題や導入コストなどを検証し、沿線の駅への導入を検討する。
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO38227890X21C18A1XQH000/?n_cid=NMAIL007
●西武鉄道などは27日、人工知能(AI)を搭載した警備ロボットの実証実験を西武新宿駅(東京・新宿)で報道陣向けに公開した。改札外のコンコースを往復し、しゃがみこんだ人を検知して駅員に伝えた。鉄道駅で自律移動型の警備ロボットを動かすのは日本初。
職員の負担軽減や駅利用者の安全確保を狙う。課題を検証し、2020年の実用化を目指す。警備ロボの名前は「ペルセウスボット」。日本ユニシス、防犯装置のアースアイズ(東京・中央)、西武鉄道が東京都立産業技術研究センターの支援を受けて1年がかりで開発を進めた。
ロボは立体空間で人の動きを感知するセンサーとカメラを内蔵し、指定したルートを自動で巡回する。人の不審な目の動きや一定時間倒れている様子、普段はない不審物などを検知して駅員のスマートフォン(スマホ)に通報する。ロボット正面のインターホンを押せば、現場にいる客が離れた駅員と通話もできる。実証実験は30日まで西武新宿駅で実施される。見学会では決められたルートを時速1キロの速さで走行。点字ブロックもうまく越えた。体調不良を想定して一定時間しゃがみこんだ人を見つけると、方向を変えて近づいて警告音を出すとともに、駅員のスマホに伝えた。しゃがんでいる人がいないのに検知した場面もあった。ロボの製造を担う日本ユニシスの担当者は「映像認識の精度を高めたい」と話す。
20年をメドに実用化し、駅や空港、イベント会場やショッピングセンターなどに売り込むことを目指す。西武鉄道の担当者は「20年の五輪に向けて観光客対応が増えるであろう駅員の負担を減らすとともに、監視カメラで残る死角をなくして駅の安全性も高めたい」と話す。課題や導入コストなどを検証し、沿線の駅への導入を検討する。
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO38227890X21C18A1XQH000/?n_cid=NMAIL007