世界標準技術開発フォローアップ市場展開

ガラパゴス化から飛躍:小電力無線IEEE802規格開発会議・・・への寄与活動拡充

自共公助,弧状列島,18/1血管力->18/1脳卒中心筋梗塞リスク

2019-02-02 20:01:23 | 連絡
2018/1/12、〇ロコモ、〇血管力、〇ミルキング作用 =田中美香=、=南和友、ドイツのボッフム大学永代教授で、冠心会大崎病院東京ハートセンター顧問=健康寿命を延ばすために日々の運動は不可欠――。食事だけでなく、日々の運動も大切ということは、多くの方が認識されていると思う。最近では、ロコモティブシンドローム(ロコモ*1)という言葉も認知されるようになり、要介護のリスクを避けるためにも「運動しなければ!」という意識がミドル、シニア層の中で高まっている。*1 加齢により、立ったり歩いたりするのに必要な運動機能が低下して、日常生活に支障をきたしている状態。運動器症候群とも呼ばれる。 運動は、血管や心臓などの循環器系の若さを保つために極めて重要だ。南先生は、「血流をつかさどる心臓が規則正しく動くようにケアすることで、血管力も高まります。その柱となるのが『運動』です」と話す。「運動をすれば、脈拍量が増え、血管も筋肉に血液を送ろうとするので心臓も血管も鍛えられます。酸素の豊富な血液(動脈血)が手足の筋肉に送られます。そして酸素の消費された血液(静脈血)はミルキング作用(*2)で末梢から心臓へと送り返されます」(南先生)*2 ふくらはぎの筋肉が収縮と弛緩を繰り返すことでポンプ機能を果たし、脚の血液を心臓へと押し戻す。この働きが牛の乳搾りと似ているためにミルキングと呼ばれている。https://gooday.nikkei.co.jp/atcl/report/18/120800001/122100003/
2018/11/27 〇動脈硬化、〇脳卒中や心筋梗塞のリスク、〇酒を減らさない、タバコをやめない、メタボを改善しようとしない、〇血管年齢、=伊藤和弘=、=池谷敏郎、池谷医院(東京都あきる野市)院長=編集部 今回、最も多かったのは「動脈硬化」や「血管年齢」に関する質問でした。そもそも高血圧や脂質異常症などの生活習慣病がなぜ問題になるかといえば、動脈硬化を進めるため。動脈硬化が進行すると、脳卒中や心筋梗塞で命を落とすリスクが高くなります。 会社などで受ける健康診断でも、血圧やコレステロール値は調べますが、ズバリ動脈の硬さを教えてくれることは基本的にありません。自分で動脈硬化の具合を知ることはできないのだろうか、という質問です。池谷 残念ながら、脈拍を調べるのとは違って「動脈の硬さ」は外から手で触ってみても分かりません。専用の測定機器で測るしかないですね。池谷 従来の健診は、動脈硬化ができあがる材料(動脈硬化を進行させる要素)をチェックしていました。コレステロール、高血圧、タバコやストレスや寝不足といった悪しき生活習慣などです。 ところが、血管はもの言わぬ臓器で、破れたり詰まったりするまで無症状なんですよ。動脈硬化を進める生活習慣病も同様に無症状です。血圧やコレステロール値が健診で引っかかっても、本人は痛くもかゆくもないでしょう。医者に注意するように言われても「交通事故に気をつけましょう」と言われているようなものです。ほとんどの人は「自分は平気だろう」と思って、前向きに治療しようとは思わないんですね。編集部 確かにそうですね。多くの方は、「血圧が高いと動脈硬化が進み、脳卒中や心筋梗塞のリスクが高まる」と頭では分かっています。しかし生活面では何の不自由もないので、本気で血圧を下げようとは思いにくいですよね。池谷 我々医者は実際に血管の病気で倒れる人を見ていますから、この状態だと危険だということをよく分かっているんですが、患者さんは危険な状態にさらされてるという意識を持てないんです。すると酒を減らさない、タバコをやめない、メタボを改善しようとしないといったことになってしまう。 医者はよく「病識」という言葉を使います。病識とは、自分が病気であるという自覚を持ち、自分の病気について正しく認識し、適切に対応することを指すのですが、患者さんはなかなかそういう意識が持てません。患者さんと医者はそこがズレているのです。 患者さんの病識を高めるには、血管側から病気を伝える方法論がいいのではないか――。そこで「血管年齢」という指標が出てきたんです。一般に年を取るほど血管は硬くなっていく。血管が何歳相当の硬さかを示すものが血管年齢です。単に「動脈硬化が進んでいる」というより、「あなたは40歳ですけど、血管年齢は50代ですよ」と言われたほうが分かりやすいでしょう。https://gooday.nikkei.co.jp/atcl/column/18/020200005/111200035/?waad=abLZtgAl

自共公助,弧状列島,18/1血管年齢->18/1基本食生活改善

2019-02-02 15:37:50 | 連絡
2018/1/1、〇血管年齢、〇実際の年齢、〇強い血管、〇循環器、=田中美香=、=南和友、ドイツのボッフム大学永代教授で、冠心会大崎病院東京ハートセンター顧問=人間の血管をすべてつなぎ合わせると、全長10万kmにも及ぶという。これは地球の円周の2周半にあたる長さだ。体の中に縦横無尽に張り巡らされた血管をよい状態に保つことこそ健康を維持するために極めて重要なポイントである。「人間の血管は120年機能するように作られています(*1)。血管も年齢とともに衰えるのは仕方ありませんが、『血管年齢=実際の年齢』とは限りません(※血管年齢については後述)。血管年齢は実年齢に比例しないのです」。血管の老化について南先生はこう話す。*1 現在公式に認められている世界で最も長生きした人は、1997年に122歳で亡くなったフランス人女性のジャンヌ・カルマンさん。 「まだ40歳なのに血管年齢は50歳という人もいれば、高齢でも血管年齢が若い人もいます。以前、90代で手術を行った男性患者の血管は弾力性がありプラークもありませんでした。血管年齢を調べたら70代でした。その一方で、実年齢は50代でも80代の血管になっており、心筋梗塞や脳梗塞で病院に運ばれた人も多くいます」(南先生) 御年70歳を超える南先生ご本人の血管年齢は、何と50歳だという。南先生はご自身の健康の秘訣を「血管の強さにある」と話す。 血管の老化度合いは、心筋梗塞や脳梗塞をはじめとした循環器系の病気のかかりやすさを左右するのはもちろんだが、それだけにとどまらない。体の疲れやすさから、肌のハリ・ツヤなどの見た目まで、人間の体のあらゆるところに影響する。 「血管の強さは人間の生命線です。長く健康で生き生きと過ごすためには、強い血管をキープすることが何より大切。体の内側も外側も、老化を左右するのは年齢ではなく循環器系なのです」(南先生) だが血管の老化がすでに進んでしまった人でも、今から血管を若返らせることができるのだろうか。南先生は「YES」と言い切る。「いくつになっても血管を強くすることはできます。もちろん80歳の人でも可能です」(南先生)https://gooday.nikkei.co.jp/atcl/report/18/120800001/120800001/
2018/1/9、〇血管の若さを保つための重要な要素は、「血圧」「コレステロール」「血糖値」の3つ、〇タマネギも納豆もいい効果、〇基本となる食生活改善、=田中美香=、=南和友、ドイツのボッフム大学永代教授で、冠心会大崎病院東京ハートセンター顧問=南先生は、血管の若さを保つための重要な要素は、「血圧」「コレステロール」「血糖値」の3つだと話す。これらを正常値に保つには、乱れた食生活を見直す、有酸素運動によって運動不足を解消するなど、日常生活の改善が欠かせない。食事と運動という2大ポイントのうち、今回は食事を取り上げる。南先生は、「血管は年齢ではなく、乱れた食生活でボロボロになっていくのです」と話す。「食生活次第では、30歳を過ぎると動脈硬化が進行し始めます」と警告する。 「血管を若返らせる食事」というと、タマネギ、納豆など“特定の食材”がフォーカスされることが多い。実際、テレビや雑誌などを見ていると、「血液を若返らせる食材」「血液をサラサラにする食材」などがよく取り上げられる。そして、テレビで取り上げられると、スーパーの棚からその食材が消える、などということも珍しくない。 もちろん、タマネギも納豆もいい効果がある。だが、南先生は、はやりの食材を「部分的」に取り入れることは避けたほうがいいと話す。 「血管や血液にいい食材というのは確かにあります。ただし、単体で取り入れて満足するのではなく、生活そのものを変えるために使ってください」(南先生)。例えば、納豆を取り入れても、高塩分のおかずを好んで食べ、炭水化物の重ね食べを続けていたら、血管を若返らせることはできない。つまり、基本となる食生活を変えずに、ただ流行の食材だけを取り入れるだけでは意味がないのだ。https://gooday.nikkei.co.jp/atcl/report/18/120800001/121500002/

自共公助,弧状列島,05/M血圧評価5者->05/M脈圧

2019-02-02 15:12:55 | 連絡
2005/M/D, 公助、〇臨床における血圧評価は、収縮期血 圧、拡張期血圧、心拍数、脈圧、平均血圧。〇脈圧は、リスク因子 であると同時に血管老化のマーカー=小澤利男、 東京都老人医療センター名誉院長=
(1)脈圧=心臓収縮期の血圧と拡張期の血圧との差。脈圧は心拍出量が増大すれば増加し,動脈系の容積が増すと減少する。また,動脈硬化により増加する。そのため,最大血圧や最小血圧とともに,高血圧症などの診断に利用されている。中年以後の脈圧値 の上昇は、大動脈壁の伸展性の低下を近似的に表 しているのである。血圧値の評価は平均血圧と脈圧との 両者を併記する方が、収縮期血圧と拡張期血圧の 記載よりも合理的ということができる。
(2)一般に血圧は加齢に伴っ て男女とも上昇する。それは収縮期血圧に顕著で、 高齢期に至ってもその増加は止むところがない。 一方、拡張期血圧では50歳代をピークとして、以 後は不変または減少傾向がある。性別では、女性は男性よりも低いが、50歳以降 では収縮期血圧の上昇が大きく、70歳では性差は ほとんど消失する。平均血圧は、「拡張期血圧+脈圧/3」として近似的 に算定すると、加齢とともに上昇がみられる。こ れには高齢期における収縮期血圧上昇が関係する。 一方、脈圧は、50歳以降でその上昇が著しくなる。 血圧値の高いものほど、加 齢による収縮期血圧の上昇度が大きく、脈圧の変 化はさらに顕著となった。これは重要な点である。
(3)脈圧の加齢変化は、50歳以後に著しくなる。これ は主として弾性型動脈の加齢変化によるものであ る。
(4)血圧測定にあたって、収縮期血圧は常に拡張期 血圧との対比で評価されている。脈圧は、この両 者の差であるが、脈圧をそれ自体で評価する際に は、平均血圧との対比が必要である。両者の関係 は以下のようになる。
HR・PP/MBP=Stiffness/TPR 心拍数・脈圧/平均血圧=動脈壁硬化度/全末梢血 管抵抗
以上から、脈圧と平均血圧の比は、動脈壁硬化 度と全末梢血管抵抗との比として表されることに なる。心拍数 の上昇は、それ自体が心血管系のリスク因子とな る。高齢者では、頸動脈洞などの圧受容体部位の 血管壁が硬化しているので、圧調節反射機能は低 下する。その結果、頻脈を起こしやすい。脈圧と心拍数の両者が大きいと、危険因子もそ れだけ大きいものとなる。 Vlachopoulos と O'Rourke9)は、脈圧が65mmHg以上で心拍数が80 ~100の症例を、死の結合と称した。9)Vlachopoulos C, O'Rourke M. Diastolic pressure, systolic pressure, or pulse pressure? Curr Hypertens Rep 2000; 2: 271-9.
(5)脈圧は主として弾性型動脈のコンプライ アンスに関係する。コンプライアンス(C)は次式で 表される。 C=ΔV/ΔP ここにΔVはΔPの圧を受けたときの容量変化で ある。生体ではΔVは心駆出量(SV)、ΔPは脈圧(PP) として近似することが可能である。
(6)脈圧は心駆出量とコンプライアンスとの比で近 似しうる。したがってその異常値は、心駆出量の 異常か、もしくは大動脈壁硬化に依存する。正常 範囲の目安としては、およそ30~40mmHgと思わ れる。高齢者では、上限がこれより若干高くなる。 それは弾性型動脈の老化現象のためである。
(7)脈圧の上昇度は、老化のマーカーであるが、一 方ではその大きさが心血管疾患系の危険因子とな る。それは心臓への影響と動脈系への影響に大別 される。 心臓への影響は、次のような点で表れる。
*収縮期血圧上昇→左室負荷→左室肥大→心不全
*拡張期血圧低下→左室還流圧低下→冠不全→ 虚血性心疾患
脈圧の増大は心臓への後負荷の増加と冠灌流不 全につながり、心不全と心筋虚血を起こす要因と なる。さらに近位大動脈壁のコンプライアンス低 下は、左室壁のコンプライアンス低下につながる。
(8)臨床における血圧評価は、収縮期血 圧、拡張期血圧、心拍数、脈圧、平均血圧の5者を、 メカニカルに測定したものとなろう。対象により さまざまなリスク因子としての重みが異なったも のになる。脈圧は単なる血圧値でなく、動脈 壁硬化自体を表す。すなわち脈圧は、リスク因子 であると同時に血管老化のマーカーとみなされる。 降圧療法においても、今後は脈圧あるいは動脈壁 硬化度などに対する改善効果が1つの指標となるも のと思われる10) 。10)Safar ME, Levy BI, Struijker-Boudier H. Current perspectives on arterial stiffness and pulse pressure in hypertension and cardiovascular diseases. Circulation 2003; 107: 2864-9.
Arterial Stiffness動脈壁の硬化と老化, No.8 2005脈圧測定の臨床、http://www.arterial-stiffness.com/pdf/no08/009_015.pdf#search='%E5%B9%B3%E5%9D%87%E8%A1%80%E5%9C%A7+%E8%84%88%E5%9C%A7+%E5%B9%B4%E9%BD%A2'