笠原淳子 ブリービクス・新潟支部

□■呼吸の心地よさは動く楽しさを教えてくれます。
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ときにはまじめにピラティス話・・・其の壱

2013-04-07 | 日記

春になり新しい出会いが増えて、とても嬉しい毎日です
新しく始められた方によく聞かれるんです『ピラティス』ってどういう意味?って。。。

『ピラティス』はこの運動方法を作ったジョセフ・ヒューバタス・ピラティス氏の名前です。
1880年(日本は明治13年)ドイツに生まれたピラティスさん。
喘息やリューマチに悩まされる病弱な子供だったそうです。
だからこそ「強い身体の男になりたい!」と気持ちが健康な身体への探求心に繋がっていったのだと言われています。
ちなみに、14歳の時、身体解剖図のモデルになるほどに!



     


なぜこの写真を選んだのだ?・・・うふ、なんとなく(笑)
こちらのお方がピラティスさん!自ら考案したヘッド・ストレッチャーでトレーニング中。
ピラティスさんの写真はどれを見てもパンツ一丁!白パンに黒パン!・・・初めて見た時は衝撃でしたわ

30代でイギリスに渡り、ボクサー、サーカスのパフォーマー、警官に護衛術を指導したり・・・
そんな中第一次世界大戦が勃発、収容所にて負傷した兵士の看護をし(看護師の資格はなかったそうですが)
今の土台となる運動方法を考案したと言われてます。

その後1924年にアメリカへ移住しマンハッタンでスタジオを開設。ダンサーたちの支持を受けて広まり始めます。
1934年(昭和9年ちなみにこの年、ハチ公の除幕式がありました。関係ないけど
最初の著書を出版したが、当時はあまり評価されなかったそうです。
だってこの時代、運動前にはストレッチとか、体幹の安定とか、そんな概念なかったでしょう。
それが科学が進歩した現代、次々とピラティスさんが説いていたことの裏付けのような発表がされているそうです!

1967年にピラティスさんは前年に巻き込まれた火事の後遺症で亡くなったと言われてます。87歳だったそうです。


ピラティスを知れば知るほど、とても良いものに出会ったと思う。
でも知れば知るほど、本質はもっともっと深いのだというのも分かる。
それほど人間のカラダは精密で神秘的なものなのです。

次回につづく~(笑)