表通りの裏通り

~珈琲とロックと道楽の日々~
ブルース・スプリングスティーンとスティーブ・マックィーンと渥美清さんが人生の師匠です。

スプリングスティーンと私

2013-07-24 09:59:50 | ブルース・スプリングスティーン

「SPRINGSTEEN & I」観ました?平日のあの時間から郊外のシネコンという悪条件。さすがに首都圏は満員の劇場もあったようですが、宮城は...残念ながら20名強というところでした。

作品は流石ファンのブルースへの思い入れを好き放題語るドキュメンタリーというコトで、共感しながら楽しめました。

ブルースの歌(詩)の世界に自分を投影している方、ブルースへの想いを語っているうちうに感極まって涙ぐむオジサン、いかに自分がブルースを愛しているか?を延々と語る人々。

そこにインサートされる(とっても短い)ライヴ映像。

まあ、本編に関してはブルースのファンじゃなきゃ全く面白くないでしょうね(笑)アーティスト側のコメントが一切ない、今までにない新しい音楽ドキュメンタリーとしての価値はあるとは思いますが、出来れば少し批判的なコメントなんかもあっても良かったかな。

僕が本編で印象に残ったのは...

1.フィラデルフィアの"エルビスおじさん"のエピソードと実際の映像

2.リユニオン・ツアーで"Blood Brothers"を情感たっぷりに歌うブルースの目に光る涙

3.イギリスのファンの「コンサートが長すぎる云々」のトーク

4.エピローグで、バックステージに招待された三組のファンとのやりとり

5.小さな女の子が訳知り顔で「一生懸命歌う姿が好き」と話す姿   etc...

そしてボーナス映像、去年のハード・ロック・コーリングでの35分間。これはYouTubeで散々観てはいましたが(ポールとの共演部分)、やはり映画館の大画面で観るとまた格別でした。秋のポールの来日公演は是非モノです。

いずれDVD化されるんでしょうけど(特典盛り沢山で)、映画館でリアルタイム(?)で観れたのは幸せでした。欲を言えば満員のファンの熱狂の中で体感したかったですね

東京行けば良かったかな?

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最期にサプライズで日本公演決定の告知(ブルース本人の出演で)があるかと期待しましたけどね(^^)