「SPRINGSTEEN & I」観ました?平日のあの時間から郊外のシネコンという悪条件。さすがに首都圏は満員の劇場もあったようですが、宮城は...残念ながら20名強というところでした。
作品は流石ファンのブルースへの思い入れを好き放題語るドキュメンタリーというコトで、共感しながら楽しめました。
ブルースの歌(詩)の世界に自分を投影している方、ブルースへの想いを語っているうちうに感極まって涙ぐむオジサン、いかに自分がブルースを愛しているか?を延々と語る人々。
そこにインサートされる(とっても短い)ライヴ映像。
まあ、本編に関してはブルースのファンじゃなきゃ全く面白くないでしょうね(笑)アーティスト側のコメントが一切ない、今までにない新しい音楽ドキュメンタリーとしての価値はあるとは思いますが、出来れば少し批判的なコメントなんかもあっても良かったかな。
僕が本編で印象に残ったのは...
1.フィラデルフィアの"エルビスおじさん"のエピソードと実際の映像
2.リユニオン・ツアーで"Blood Brothers"を情感たっぷりに歌うブルースの目に光る涙
3.イギリスのファンの「コンサートが長すぎる云々」のトーク
4.エピローグで、バックステージに招待された三組のファンとのやりとり
5.小さな女の子が訳知り顔で「一生懸命歌う姿が好き」と話す姿 etc...
そしてボーナス映像、去年のハード・ロック・コーリングでの35分間。これはYouTubeで散々観てはいましたが(ポールとの共演部分)、やはり映画館の大画面で観るとまた格別でした。秋のポールの来日公演は是非モノです。
いずれDVD化されるんでしょうけど(特典盛り沢山で)、映画館でリアルタイム(?)で観れたのは幸せでした。欲を言えば満員のファンの熱狂の中で体感したかったですね
東京行けば良かったかな?
最期にサプライズで日本公演決定の告知(ブルース本人の出演で)があるかと期待しましたけどね(^^)