3年前の6月14日の朝。岩手と宮城で結構大きな地震があって、今回ほどじゃありませんが県境付近を中心に大きな被害をもたらしました。
あの日僕は、富山県側から黒部ダムを目指しちょうど中間地点に着いた頃でした。知人から電話があり、その第一声が
「お前大丈夫か?!」 でした。
僕は何を言われているのかさっぱり分からず、知人の話し方も相当動転していたようで、こちらの方言で言うところの「あっぺとっぺ」でした(笑)
落ち着いて話を聞いてみれば大きな地震があったとの事。直ぐに実家や、当該地方の知り合いに電話するも全く通じず。ホントこういう緊急時に身内の安否確認すらできない携帯電話って困りますよねぇ~。
結果的には知り合いは皆無事だったんですが、一件だけ後から聞いてしたコトがあります。僕の義理の両親は山歩きが大好きで、春は山菜、秋はきのこetc...とヒマさえあれば山にいます。あの日は丁度タケノコが出始めで、当然のように山中にいたそうです。しかも崩落して多数の死者・行方不明者を出した山の直ぐ隣の山の中。
本人たちもさすがに覚悟したらしいけど、居た場所が竹林だったので助かったって言うのもあります。距離にしてあと数百メートル。亡くなられた方々には大変失礼ではありますが、心からこの奇跡に感謝しました。
何が言いたいのか良く分からなくなりましたが、3ヶ月前の震災が余りにも被害が大きすぎて、3年前のこの地震をはじめ他の地震災害の記憶が風化していくのが心配です。いつまでも引きずるのではなく、一つの教訓としていつまでも忘れずにいたいものです。
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