毎日クラレンスの話ですみません。あの訃報を耳にして以来(じゃなくても毎日ですが)、四六時中クラレンスの演奏の入ったブルースのアルバムばかりかけています。アルバム「明日なき暴走」でのクラレンスの存在感は圧倒的ですが、大好きなRosalita、The Promised Land、Sherry Darlingなんかの炸裂するサックスも最高です。聴けば聴く程改めて喪失感を感じます。
1989年の秋、クラレンスはリンゴ・スターのオールスターバンドのメンバーで来日しました。リンゴ・スターには全く興味ありませんでしたが(とは言え錚々たるメンバーでしたね)、クラレンスとニルスが観たいがために僕は11月の武道館(6日だったか7日だったか思い出せません)、行きましたよ~。
ラッキーなコトにたまたま僕のチケットはアリーナ席上手側前から3~4列目。クラレンスの立ち位置の真ん前だったんです!もう嬉しくて嬉しくて、相当騒いでいたんでしょうねぇ~。どんなステージだったかは殆ど覚えていないのに、約2時間の間最低5回はクラレンスと目が合いました。そのうち2回は僕に微笑みかけてくれた(ハズだと...)んですよ
決して思い込みでも勘違いでも錯覚でも酔っ払ってたワケでもありません。僕の思い出の中では、クラレンスは客席の僕に向かって微笑みかけてくれたんです。あの優しい笑顔、決して忘れられません。