10月19日(木)珍しく!8時30分に起きる、というより目がさえてしまった。
今日も日本晴れ。
最近肉食が続いたので、久しぶりに魚が食べたくなった。今夜はサケとサツマ芋&レ
ンコンのオイスターソース炒め(レシピはNHK「きょうの料理」から)に決める。
他にスライスカボチャのバターソテー、じゃこピーマン、惣菜。
「『目には目を』では、世界を盲目にするだけだ」とはインドの聖人ガンジーの有名な
言葉だけど、この「目には目を」の本当の意味は別にあると、若い頃曽野綾子さんの
著書で教えられ、目からうろこが落ちる思いをした。
古代のハムラビ法典では「目には目を」の後は「歯には歯を」となっているのは知ら
れているが、これは復讐が際限もなく繰り返すことではなく、「過剰な復讐は止めな
さい」と戒めたもの、というのだ。
法治主義の現代では復讐はご法度(はっと)だけど、太古の世界では目をやられても
それ以上の復讐はやめなさい、という考えは画期的なものだったろう。
ハムラビ法典から3500年以上もたっているのに、パレスチナのガザ地区やウクライナ
のロシア侵略で、際限もなく武力(暴力)の応酬がエスカレートしている。
現代世界は、太古の法典の知恵さえないことに気づかされる。古代ハムラビ王の爪の
垢を煎じて飲んだらどうか、と言いたくなる。
プロ野球クライマックスシリーズ(CS)ファイナル第2戦も阪神が広島に2-1で阪
神がサヨナラ勝ち。これで阪神はアドバンテージの1勝を含め3勝、日本シリーズ進出
の「王手」をかけた。大反対のCSだけど、ここまで来たら明日の第3戦でぜひ決めて
ほしい。
20日(金)8時30分に起きる。雨戸を開けると晴天だが、午後には雨になるというの
で早めに買い物。娘はこの前の文化祭打ち上げとかで外食のため、一人夕食。夕食を
作るのが面倒くさいので、スーパーで焼肉弁当を買う。
山本兼一さんの直木賞作品「利休にたずねよ」(PHP文芸文庫)読み終える。カバー
の短評に「美への情熱、禁断の恋。千利休の正体に迫った山本兼一の代表作」とある。
利休に死を命じた秀吉、青年時代の堺の利休の恋・・・時の流れを遡って書き進む、
全く意表を突く構成の中で、作者の思いが強く胸を打つ、まことに読みごたのある長
編(530ページ余)で、歴史(時代)小説の醍醐味を堪能した。
(これ以上述べるとネタばらしになるので、控えますが)
市川團十郎主演で映画化しているから、ご覧になった方もあるでしょう。
<山本兼一さんの直木賞作「利休にたずねよ」>
<意表を突く構成の第1ページ>
プロ野球クライマックススシリーズ(CS)ファイナルで、阪神が広島を寄せ付けず
無敗で優勝、日本シリーズ挑戦権を得た。
3戦とも、先制されてもすぐ追いつき逆転、寄せ付けなかった。本当に阪神は強くな
ったもんや。問題だらけのCSだけど、祝着至極。日本一も頼むぜ。