愛用していた作業ズボンのお尻に穴が開いた。
10年間ほど洗い晒しを繰り返していたので、白っぽく色あせた。
「♪…洗い晒しのジーパンひとつ」と五木ひろしさんの歌「ふるさと」にあるように、
風合いも出て気に入っていたのだが・・・
さすが穴の開いたズボンをはく勇気はない。
ところで穴の開いたジーパンをはいて、堂々と街を闊歩してますなあ。
以前にも日記に書いたことがあるが、私にはそんな「穴開き」がファッションだとは
どう考えてもわからない。
電車に乗っても、向かい側のシートに座っている若者のジーパンの膝や脛のあたりが
だらりと破れ、酷いのになると脛毛がちらちら見える。
「こりゃあなんだ」と、私のような古い人間が目をむく。
TV報道で知ったが、わざとタワシやヤスリのようなものをこすりつけて布を毛羽立た
せたり洗い晒ししたように見せかけたり、破れ穴も作るんだそうだね。
好む人がいるからそうするんだろうけど、私には到底理解不能だ。
それとも、ボロは着てても心は錦・・・と粋がっているのでしょうか。
何もわからない者の乱暴な言い方を許していただければ、穴開きのジーパンがファッ
ションなら、シャツやスーツだって背中や肘がぼろくなって穴が開いててもファッシ
ョン的にいいんじゃないの?
ファッションは「理屈」じゃないことは分かるが、それにしても・・・
だれかわかるように説明してくれ!
お尻に穴が開いたズボン(お見苦しい写真でごめん!)