世界を震撼させている新型コロナウイルス汚染、それぞれの国(指導者)の
対応ぶりを見ると、その国の在り様が垣間見える。
発生源とされる中国はすでに終息期に入り、都市封鎖も解除、徐々に国を開き
つつある。
イタリアなどヨーロッパは感染者増加カーブが緩くなり、規制を緩める動きも
出ている。
最大の感染国アメリカも、トランプ大統領は秋の大統領選挙をにらみ規制緩和
に前のめりだ。
一方、日本はどうか。
大型連休を控え、この10日間は正念場と、政府や各自治体は「行楽控え、おう
ちで過ごそう」と大合唱、感染者増に歯止めをかけようと必死だ。
危機に瀕した時「一番悪い事態に備えて心に地獄絵を抱け」。
非常事態が始まったら「きっとうまくいく」と楽観的になれ。
連合赤軍あさま山荘事件を指揮した危機管理のプロ、佐々淳行さんは述べてい
る。
最悪を想定して対策を立て、希望をもって果敢に実行する、ということか。
今回の日本政府のコロナ対策を見ていると、どこまで「地獄絵を抱いて」対策
を打ち出したのだろうか。
放置すれば大変なことになる、と言いながら中国や欧米のような都市封鎖に踏
み切ることをせずに「人との接触を7~8割減らす」「3密を避ける」など、
強制力の低い「お願い」連呼の自粛要請だけ。
諸外国のように、強権力を伴う非常事態宣言を発令する法体系がない平和日本。
それはそれで優れたことだけど、未曽有の国難に瀕した時それでいいのだろうか。
コロナ対策も事態が深刻化する従って政策を小出しに追加するなど、後追いの感
が否めない。
中国のような全体国家だと、一方的に都市封鎖のような強権を発揮してコロナを
抑え込むことは可能だけど、民主主義国家の日本ではそうはいかない。
でも「自粛」「お願い」だけでいいのか・・・強権力で国民を抑え込む全体主義
国家はごめんだが、もう少しメリハリあるコロナ対策が執れないものか・・・
「生ぬるい日本のコロナ対策」と冷ややかに見ている諸外国、ゴールデンウイー
ク後の日本に注目している。
<幸せ4景>