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リュウ庵

尼崎市住む猫大好き人間。
駄文を書くのも好きです。

オノマトペ

2019-08-08 11:04:33 | 日記
「オノマトペ」って聞いたことあるでしょう。
この言葉は舌がもつれて?正確に覚えられないので困
っていますが。
擬声語とか擬態語を意味するフランス語らしい。
 
擬声語は、物の音や動物の鳴き声の感じを表した語。
にゃあにゃあ、バタバタ・・・など。
擬態語は物の状態や身振りを表した語。
にっこり、すべすべ・・・など
でも、ここでは言語学的な考察は、手におえないので飛
ばします。
 
要するに・・・
雨が「ザアザア」
風が「ザワザワ」
川が「サラサラ」
とか
猫が「にゃあにゃあ」
犬が「ワンワン」
鳥が「ばたばた」
など。
これらの言葉なしに文章を綴ったら、日本語はくどくど、ダラ
ダラして締まりがなくなります。
 
メジャー制覇の渋野日向子プロ「ニコッ」
連敗のタイガース監督「ムスッ」
喜怒哀楽の表情を、こんな形で表現できる日本語はいいね。
 
そこで美しいオノマトペの詩をいくつか・・・
 
  どっどど どどうど どどうど どどう
  青いくるみも吹きとばせ
  すっぱいくゎりんもふきとばせ
  どっどど どどうど どどうど どどう
          (宮沢賢治 「風の又三郎」)
 
  サーカス小屋は高い梁
    そこに一つのブランコだ
  見えるともないブランコだ
  頭倒(あたまさかさ)に手を垂れて
    汚れ木綿の屋蓋(やね)のもと
  ゆあーん ゆよーん ゆやゆよん
                  (中原中也 「サーカス」)
 
  ねんねよねんね ざんぶりこ
  ざんぶりざんぶりこ ねんねしな
  海の底では貝の子が
  藻のゆりかごでねんねした
  ねんねよねんね ざんぶりこ
  お十五夜さまは もう高い
           (金子みすゞ「波の子守唄」)
  
どうです、豊かな擬声語・擬態語の文化があるおかげで、美しい
日本語の世界が広がっているでしょう。
声を出して詠むと、一層美しく感じるよ。
 
俳句の世界も例外ではありません。
誰もが知っている擬態語使った名句をひとつ
 
  春の海終日(ひねもす)のたりのたり哉    蕪村
 
これも擬態語の良い句だなあと、前回に続いて登場
 
  ばさばさと股間につかふ扇かな    丸谷才一
 
日本語はオノマトペ(特に擬態語)の宝庫、世界中の言語の中で、
特異な地位を占めているという。
 
<おまけ>
我が家の姫を抱っこして「高い高い」してから、ギュッと抱きしめて
ささやく「ムニュ、ムニュ」も、オノマトペかしらん。
 
 
   <暑いなあ!にゃんとかして>