TEAC AD-850

戯休「今日はティアックのカセットデッキ/CDプレーヤー『AD-850』のお話をしましょう、」
司祭「これはもしかして、前モデルを取り上げましたかねぇ？」
戯休「実のところ、見覚えもあるしそんな気もしてる。　けれどもそうではないかもしれない。」
修道女「何だかはっきりしないですね・・・。」
戯休「はっきりさせたところでどうだという事もないし、そこは気にしないでおこう、うん。」
司祭「しかし、そう激しく変わったところというのは見受け無さそうな気もしますがねぇ？」
戯休「前はCDとカセットテープで双方向に録音可能だったけど、今度はそれに加えてUSBメモリにもそうしたことが可能になったと。」
修道女「じゃあ、活用方法とすれば大分広がっていますね。」
戯休「テープのバックアップを容易にするだけでなく、PCへの取り込みもより簡単になるというわけだ。」
司祭「今時に合わせた改良点ですねぇ。」
戯休「でも・・・今回一番驚いたのって、そうした機能じゃなくてさ。　『ブーム再燃のカセットテープを楽しめる』という一文なのさぁ。」
修道女「ふぇ？　ブームが再燃、ですか？？」
戯休「そうらしいのよ。　　まさに寝耳にウォーター。」
司祭「アナログレコードのブームが再燃というのは判らなくもありませんがねぇ。」
戯休「カセットテープもらしいのよ。　メーカー自身のHPに記載されてるんだけどね。」
修道女「うーん・・・だったら嘘ってわけでもないですよね・・・・。」
戯休「まぁ調べてはみるけどね・・・・・・・どれどら・・・・・ほう・・ほうほう・・・・マジか・・・・・。」
司祭「本当にそういう動きがあるみたいですねぇ。　いやはや・・・。」
修道女「もう、何が流行るかわかりませんね・・・・。」
戯休「音が悪いとは思ってないさ。　今だってカセットの音が一番という先輩方は多いし。　でも、モノとしての存在感とか、手間がかかってむしろ良いとか・・・。」
司祭「主殿も普段そんな旨の話をしていた様にも思いgますがねぇ？」
戯休「そうなんだけども！　でも・・でもさ・・・・でもでもさ・・・・もっと早くそういった波が来てたら・・・・もしかしたらナカミチだって変な身売りしなくて済んだのではと・・！！！」
修道女「気持ちだけは判りますけど、そんな単純な話じゃないと思います・・・。」
戯休「まぁねぇ・・・。　そこは今でもドラゴンに憧れる男の未練だと思ってくれい・・・。」
司祭「しかし、面白いものですねぇ。　カセットが再び脚光を浴びる理由の多くは、CDに対して否定的に捉えられてたポイントですよ。」
修道女「そこでカセットが受け入れられるなら、普通にCDも支持率が高いままになりそうですけど・・・。」
戯休「骨董と一緒で、古くて少ないものは骨董、中途半端に古くて数が多ければガラクタ。　そんな感じじゃないの？」
司祭「中にはマイノリティに酔う、といったパターンもあるのかもしれませんねぇ。」
戯休「音楽そのものを聴いてるのか、こうやって音楽を聴いてる俺カコイイ！な演出なのか・・・すべからく前者であってほしいもんですわ・・・。」
修道女「・・・主殿にしては結構ギリギリのラインを歩いている感じです・・！」
戯休「結論を言えば・・・・・Youtubeで流し聴くよりずっと良いと思うよ！　ハラショー！！」
司祭「クックックック・・・。　最後に日和りましたねぇ？」
戯休「・・・自分、バリチキンですけん・・・・。」