アイ・オー・データ BRD-UT16RPX

戯休「今日はアイ・オー・データの外付BDドライブ『BRD-UT16RPX』のお話をしましょう。」
執事「ほほう、外付ですか。　パイオニア以外のこういったドライブを取り上げるのも久しぶりですなぁ。」
戯休「まぁこれ、パイオニア製のドライブらしいけどね。」
魔女「信頼性の高いメーカーのであるなら問題ないし、逆に有り難い話さね。」
戯休「そもそもアイ・オー・データから発売されるという時点でそういう心配もないとは思うけども。」
魔女「で、わざわざ取り上げるからには、何か特色があるのかい？」
戯休「敢えて言えばM-DISCに対応していることかなぁ・・・。」
執事「ふむぅ。　新規格ですかの？」
戯休「そうでもないよ。　アイ・オー独自の規格でもなく、他社からも出てる。」
魔女「でも、ここで取り上げてはいないんだろう？　どんなものなのさ？」
戯休「簡潔に言えば、理論上は数百年は持つとされる光ディスク規格だよ。　通常は色素層の化学変化を用いて凹みを作り書き込むけど、これは高出力レーザーで物理的な凹みを作って書き込むそうな。」
執事「ほほう。　それは聞くからにしっかりと記録してくれそうですなぁ。」
戯休「実際、通常のDVDやBDに書き込んでも、駄目になることあるしね。　保存期間的には不利な点もあると思う。」
魔女「で、その規格は通常のBDドライブと兼用出来るってことかい。　優秀だねぇ。」
戯休「有難いのは、勿論対応品である必要はあるけど、元がDVD-Rであったり、BD-Rであったり、BD-RXLであったりと、何種類もあることかな。」
執事「BD-RやXLは兎も角として、DVD-Rがあるというのは面白いですのぅ。」
魔女「データによってはDVD程度の容量でも十分だったりするしねぇ。」
戯休「生ディスクの値段は勿論通常品より高いけど、そこは重要度に応じて必要なだけ対応すれば良いと思うよ。」
執事「通常の生ディスクも使えるのでしょうしな。」
魔女「で、何だい？　もしかして、バックアップ絡みで何かあってこれを取り上げたのかい？」
戯休「いや、そういうわけじゃないよ・・・。」
執事「ふむぅ・・・。　主殿の各種バックアップにしても、今のところはHDDですし、身につまされたわけではないでしょうしなぁ・・・。」
戯休「いや、実のところさ・・・・・内蔵式BDドライブの調子が悪くて・・・。」
魔女「あ、そっちかい・・・。」
戯休「とあるユーティリティソフトを買ったんだけど、どうにもインストールできなくてね。　正確にはドライブから読み出せない状態が続いていたのさ。」
執事「基本的に調子が悪いですからのぅ。　果たしてドライブが悪いのか、それ以外の要因が悪さをしているか、判断に苦しみますのぅ。」
戯休「デイスクの異常ってのも考え難いし、一度仕事のPCで試してみるかとディスクを取り出したらさ、CD規格だったんだ。　それなら・・・・。」
魔女「リッピング用のドライブで試せるさね。　で？」
戯休「無事インストールできましたとさ。　安堵もあるけど、それまで駄目かいと暗い気持ちにもなるわな。」
執事「最近ではあまり使いませんでしたしのぅ。　やはり使わねば調子は悪くなるものですな。」
戯休「酷使も良くはないけど、逆もまた然り、だ。　如何せん、ここのところはダウンロードしたプログラムだらけだったのも災いしちゃったかな。」
魔女「で、どうするんだい？　直ちに何かしないにしても、そのままってわけにもいかないだろう？」
戯休「いやはや、困った・・・。　何て考えてる内に、今日のこれが目に入ったので取り上げました。」
執事「バックアップをどうするかで評価は大分変わりそうですなぁ。」
戯休「個人というより、企業レベルでこそ意義を遺憾なく発揮するんだろうね。」
魔女「ま、個人レベルなんてのは、案外重要性もしれてるからねぇ。　数カ所にバックアップしとけば済む規模の話だろうさ。」
戯休「仮に俺のドライブが壊れてたとして、今は安価なのをとりあえず導入するのが有力だけど・・・もし落ち着いて吟味する時期が来たら考えてみても良いかもなぁ・・・。」