快聴亭夢想録

オーディオやゲーム・アニメ等、インドアライフを擬人化した機器と語ります。 皆々様、笑って許して下さい。(^^;

ESOTERIC MG-10 MG-20

2007年03月13日 | オーディオ&ビジュアルのアレ
戯休「昨日、エソテリックの新アンプとプレーヤーを取り上げた時に、スピーカーも同時出展されてたって話をしてたんだけど・・・。 仕事が終わって帰ってきたら、それも発表になってたみたい。」
公爵「はっはっはっは・・・・。 ほんのちょっとした時間差ってやつだね? よくあるよ、うん。」
君主「・・・ああ、これですね・・。 『MG-10』と『MG-20』か。 仕様はこれもCESの時と変わってないみたいですね。」
戯休「そうだね。 ツィーターもウーファーもマグネシウム製であることに変わりは無いし。 」
公爵「うんうん。 サイズも良いねぇ・・。 この位の方が、返って粋な音が出るものさ。」
君主「大き過ぎても、小さ過ぎても、難しいものです。」
戯休「そういう意味では、下手な中型スピーカーよりも、トールボーイ型の方が余程良かったりするからね。 そこが面白い。」
君主「結構、トールボーイは良いとこ取りな感があります。」
公爵「そうともそうとも。 扱い易い大きさのユニットを使う点での優位、エンクロージャー内の容積が増す事による低域への優位・・。 形状的にも、最も扱い易いよ。」
戯休「大型が扱い難いのは誰でも判ると思うけど、小型も結構扱い難いからね。」
君主「スタンドの選別であったり、台座での設置法であったり・・・。 スタンドの場合は墜落の危険も十分あります。」
戯休「前にさ、今回みたいにトールボーイとブックシェルフの2つをとあるメーカーが出したんだけどさ・・。 まぁオプションスタンドが大笑い。 音質を極めた・・・何て文句だったんだけど、それとブックシェルフを組み合わせたら、トールボーイより高価になってんの。」
公爵「あっはっはっはっは・・・・。 それはまた見事な本末転倒じゃないか。 何処のメーカーだい?」
戯休「・・・どこだったかなぁ・・・。 実はそこのインパクトだけ強過ぎて、忘れちゃったんだよなぁ・・・。」
君主「まぁ、晒すも度胸が要りますから、忘れてて良かった気もしますが。」
戯休「確かに。 まぁトールボーイが売れているのは、日本の住環境による影響が大きいっていう人が多いし、実際そうなんだろうけど、だからといって仕方無く選ばれる様な型でもない。」
公爵「そうともそうとも。 求められる形状だからこそ、生半可な音って訳にはいかないよねぇ。」
君主「・・・ちなみに、今回のこのMG-10のスタンドって、いくらなんですかね?」
戯休「・・・まだ載ってない・・・。 流石に大丈夫だと思うよ? 大分値段に開きがあるし、ダブルウーファーになってるし・・・。」



公爵「はっはっは・・・。 まぁ返す返すも、いよいよエソテリックがスピーカーに参入か。」
君主「最も、単独じゃ無いですが・・・。」
戯休「分担としては、タンノイが音響技術・製造担当で、エソテリックは全ての音響エンジニアリングを監修してたとか。」
公爵「ほうほう・・・。 人によっては、それじゃあタンノイのスピーカーだとツッコミを入れそうだねぇ?」
君主「どれだけ手間隙掛けたとしても、要は監修ですからね・・・。 音決めだけしたと言う様な事になると言う事か・・・。」
戯休「でも、考え様によっては無難だろうね。 いきなり自社で作れって言うのも厳しいだろうし・・・。」
公爵「うんうん。 むしろ、あのタンノイが製作しているのであれば、と言う妙な安心感もある訳だ。」
戯休「前にDV-50を出した時なんかそんな感じだったよね。 ドライブを初めとするメカは当時のパイオニアからの流用だったし。」
君主「それをエソテリックとして音質的に磨き上げたものがDV50でしたね。」
公爵「そうそう。 それで、その後についにVRDSを搭載した機種をだした。 無論、そこに行き着く為には、DV-50の開発で得たノウハウが生きた訳だね。」
戯休「それと同じに、都合の良い様に解釈させてもらえれば、いつかは全てエソテリックが自社で設計・製作する礎になるかも、何て思ったりもするけどね・・・。」
君主「そう願いたいですね。 舶来製の自分が言うのも何ですが、国産スピーカーはハイエンドクラスになると途端に勢力が衰えますからね。」
公爵「それでも昨今は大分奮起してきた様に思うよ。 数年前の氷河期は脱したんじゃないかね?」
戯休「俺もそう思う。 嬉しい事だよね。 そんな何百万もするエリアのは殆どの人に縁が無いからいいけど、せめて百万以下はすべからく選択肢に挙がっていて欲しいよ。」
君主「・・・しかし、何だか見本市の様なスピーカーですね、よくよく考えると・・・。」
戯休「ああ、判る判る。 説明文見ればね・・・。 『内部配線にはオランダvan den Hul 社のシルバーコーティング銅線を採用』! 『ICW社製ClarityCap オーディオグレード・コンデンサーを採用』! 『マグネシウム振動板の開発に日本金属が技術協力』!だもんなぁ・・。」
公爵「はっはっはっは・・・。 まぁvan den Hulはともかくとして、他のはTEACのインポートブランドとかじゃなくて良かったじゃないか。 全部それならちょっと考えちゃうけどねぇ?」
君主「まぁ、他はボードとか椅子とかですから・・・。」
戯休「何処のを使ってても構わないんだけどね・・・。 何処のであっても、最終的に聞かせてくれる音が良いならさ。」


戯休「と、言う訳で・・。 最後には昨日と同じ結論、プリアンプをお願いします、と。」
公爵「はっはっはっは・・。 まぁこれでワンブランドシステムが組める様になった訳だしねぇ。」
君主「更に言えば、ケーブルも出してますからね。 思いっきりハイエンド寄りですけども。」
戯休「ケーブルはもう少し下がってきてくれれば有難いんだけどね。 ここまで来たなら、是非ラインナップの充実を図ってもらいたいっす。 


戯休「・・・そういや、今日見てびっくりしたけど、いつの間にかTEACの製品数があれだけに・・・・。」
公爵「不思議なものだねぇ・・・。 ハイエンドブランドの方が商品数が多いって言うのもね。」
君主「会社の運営的には、非常に厳しいですよね、きっと・・・。」

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