パイオニアの撤退に思う

戯休「さて・・・・今日は何をさておいてもパイオニアの話だね・・・。」
旗本「有無・・・。　ディスプレイ事業からの完全撤退か・・・。　何とも残念な話よな・・・。」
執事「噂は広まっていましたが、いざこうして発表されると・・・。」
魔女「自社パネルを製作しない位ならまだしも、まるで作らないって事になるんだからねぇ・・・。」
女王「私達が思っている以上に、市場変化が深刻だったという事ですね。」
戯休「まぁ、ある意味ではバブルじみてたからね、このジャンル・・・。」
法師「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・弾けもすれば・・・・こうもなるか・・・・。」
公爵「それにしたって悲しいねぇ。　これでKUROは完全に終焉なのだから。」
戯休「俺も、唯一好きだったプラズマだったんだけどね・・・。　今だって、もし50インチクラスを狙うとするなら、最有力候補だよ。」
女王「しかし、それ以上に気になるのは、他の事業でしょうか。」
戯休「だね・・・。　ディスプレイ事業を切るだけならまだ諦めつくけど・・・。」
法師「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・他のAV関係にも・・・・・影響がでるのか・・・・・？」
戯休「少しは出るでしょ。　それが果たしてどこまでなのかが問題な訳で。」
魔女「発表を見ると、『ホームエレクトロニクス事業は、オーディオ、DJ機器、CATV関連機器の3つに絞って展開される』ってあるし、大丈夫じゃないかい？」
旗本「いや、中々にオーディオという言葉も難しいぞ？　我々が思う様な、ビジュアルも含めた広義的なオーディオなら良いが・・・。」
公爵「純粋に『音』だけの可能性もあるからねぇ。」
執事「もしそうであれば、AVアンプも危うい事になりますな。」
戯休「レコーダーだってどうなるか・・・。　何よりプレーヤーだな。　これが完全撤退なら、個人的にはディスプレイ事業の数十倍の衝撃だよ。」
法師「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・薄型ディスプレイだけの・・・話なら・・・・あくまで近年の・・・事だしな・・・。」
旗本「LDに入れ込んだ者の内、パイオニアのプレーヤーを使っていたのはかなりの数に上ろう。　思い入れは強い筈よな。」
戯休「ああ、怖い。　もしそんなのまで撤退になったらどうしよう。」
魔女「・・・主殿が困る事じゃないじゃないさ。　おかしな事を言うねぇ。　大体、そこまで細かい話はまだされていないんだろう？」
戯休「ああ。17時から会見だそうだから・・・・・いま最中なのかな。」
女王「全ては詳細が判ってから、ですね。　それまでは全てが憶測です。」
執事「繰り返しますが、せめてAVアンプやプレーヤーは残って欲しいですな・・・・。」
公爵「そうともそうとも。　そこで車関連に注力するってのも世界情勢を考えれば微妙な気がするだけにねぇ。　そこまでファンを切り捨てないで欲しいものだよ、うん。」
戯休「ちょっと今日は用事があるので、これで終わります。　後で会見を見てみる事になるけど・・・・・何だかめっさ不安。　お願いだから、妙な縮小だけはしないで下さい・・・・。」