ヒビノ・AKG K701-Y3

戯休「今日はヒビノから発売されるAKGのヘッドホン『K701-Y3』のお話。」
旗本「ふむ・・・。　K701といえば主殿も所有している機種。　まだ後継機が発展しておるとはな・・・。」
戯休「いや、単に販売代理店が元々の2年保証に独自の1年保証を加えて3年保証になったという、そんな感じ。」
侍「すると、別段本体は変わりがないという事ですかね？」
戯休「そうなのではないかと。　あくまで保証だけの話だし。　Y3かまず間違いなく3年って意味でしょうよ。」
旗本「しかし、何故今になってその機種なのだ？　主殿が買ったのも随分前であったろうに。」
戯休「姉貴が銘っ子を産んで実家に帰ってた際、夜うるさくないように気を遣って買ったのさ。　そんな姪っ子も今や中学二年生。」
侍「・・・そう考えると随分前の話ですね・・・。」
戯休「当時は色々な意味で有名で、俺も悪い意味で煩わしく感じてたもんだけど、何だかんだで今も壊れず乗用してる。　その意味でも一時代を築いた名機ではあると思う。」
旗本「スピーカーと一緒で、そう陳腐化するものでもあるまいしな。」
戯休「そして価格。　何と22000円前後で売られるらしい。」
侍「うーわ。　滅茶苦茶安くないですか？？！」
戯休「安いと思うよ。　もしかしたら今時の同価格帯のと比べても有利なんじゃないかと身贔屓してしまうほどに。」
旗本「だが、何故今なのだろうな・・・・。　正直、再度耳にするとは思わなかったが・・・。」
戯休「ぶっちゃけ・・・・在庫処分セールじゃね？　ヒビノの在庫が余ってたか、新たに買い付けたか、それとも買わされたのかは知らんけど。」
侍「・・・ありそうで嫌ですね・・・・。」
戯休「きっと日本だけ他の国より売れ行き良かったんだよ・・・。　理由は勿論アレなんだろうけど。　で、日本人受けすると勘違いされて押し付けられたとか。」
旗本「純粋に、その価格で売れるのであれば商機有りと判断したやもしれぬしな・・。」
戯休「希望としてはそうであって欲しいものだよ・・・。　俺が言ったのはあまりにもあんまりだ・・・。」
侍「ま、主殿のオーディオ歴で思い出したくない記憶にも関わってきちゃいますしね。」
戯休「『あ、〇〇ちゃんのヘッドフォンですね？（ニチャァ）」と言われた際の俺の葛藤・・・・そこまで時間が経っていても忘れられねぇ・・・！！」
旗本「ふぅむ・・・・根深いものだな。」
戯休「もしかしたら・・・・俺がコラボモデルとかちょっぴり苦手なの、それが起因してるのかもしれない・・・・。」
侍「あー・・・・。　意識なく買ったのにそう言われればそうなるかもしれませんね。」
戯休「だがしかし・・・・そういう盛り上がりを馬鹿にすることは山梨県民として出来ない・・！！　だってそれなりに恩恵与っちゃってるだろうしね！！」
旗本「ふむ・・・・野営が盛ったという、アレか。」
戯休「マナーが悪いとかリアルな被害も地元としては結構聞くけど。お金を落としてくれて、かつ結果的に潤ったのなら・・・・致し方なし！！！」
侍「主殿、結局それまだ観てませんよね。」
戯休「後日再放送を録画したけど、結局ねぇ・・・。　普段全く見ないジャンルのを見出すというのはエネルギーが要るのよ？」
旗本「興味のある種別の物でも見出さずに、結局消してしまう位だからな・・・。」
戯休「なのに主題歌だけは散々地元ラジオで流されて頭に残っているという・・・。　当時、例の遠くの現場だったから車内でラジオ聴きまくってたもんでさ・・・。」
侍「思えばそういう物の先駆けみたいな時期でしたかね・・・。　主殿も年を取るわけだ。」
戯休「うっさいわ！！　お前らだっていつも日曜夕方の魚介類家族みたく年を取らないと思ってたら大間違いだぞドララァ！！」
旗本「ぬぅ・・・そこは進めてくれぬと、いつまでも孫の顔が見れぬではないか・・・・。」
戯休「そもそもそんな予定はない！！！」
侍「あ、でも主殿・・・・そこで先生に孫が出来れば、それに気を遣ってヘッドフォンを新調するという大義名分が生まれますよ？」
戯休「そんなん理由にしたらもう妄想と現実の区別のない男に思われるでしょうが・・・。」
旗本「・・・・今更何を。」
戯休「アレェ？？？？」
侍「ま、大なり小なりそう思われてますって。」
戯休「くっ・・・・どちくしょう！！！！」