川根温泉の道の駅には、当然ながら食事処もあります。さきに二階の和室休憩ルームでゆるキャンコラボのトマすき弁当を食べましたので、こちらの食事処を利用する予定はありませんでした。が、折角なのでどんな感じなのか、一度のぞいてみようと、そちらへ廊下を進みました。
廊下の壁にメニューが並んでいました。道の駅の食事処にしてはかなり充実した品ぞろえになっていました。メニューが多いお店というのは、一般的にははやっているか、人気がある傾向がみられますから、ここも観光客の利用が大変多いのだろうな、と察しました。
大井川流域においては国定公園に準じての諸規制があって、商業施設や店舗の建設には相当の困難があると以前に何かの特集で読んだことがあり、そのためかどうか、あまり食事処も見かけません。大井川鐡道の主要駅周辺にさえ、コンビニすら見かけませんから、あまり商業スポットがないのも頷けます。道の駅は、数少ない商業施設ですから、観光客は殆どがここに集まってくる流れになるでしょう。
道の駅にはよくある、ご当地メニューもありました。ここでは、ラーメンがメインであるようです。
えっ、幻の塩ラーメンも提供されているのですか・・・。先ほど箱詰めを土産に買いましたけれど、ちょっと食べて味わってみたくなりました。川根温泉の抽出天然塩を用いた、川根温泉でしか味わえない風味のラーメン、とあっては、空腹でなくても食欲をそそられてしまいます・・・・。
結局、誘惑に負けました。ラーメン大好きな身としては食べずにはいられませんでした。上図の見た目がもう、間違いなく美味いヤツ、なのですから、これを食べずに帰れるか、という気持になるわけです。
で、感想としては、おお、これイケるやんか、でした。塩の味も意外にマイルドで、柚子入りの麵のまろやかな味とさっぱりした薄めのスープがうまく調和しているのでした。これは名物の土産になるわけだ、と納得しました。
先ほど入ってきた温泉の入り口です。川根温泉の元湯をひいて源泉かけ流しになっていますが、湯が熱めでザラザラした感触でしたので、前回立ち寄った川根温泉ホテルの温泉とは泉質が違うのかな、川根温泉の湯も一種類だけではないのかな、と思いました。
そのことを現地でツィートしたら、川根温泉ホテル公式さんより「川根温泉ふれあいの泉さんと川根温泉ホテルは、湯質はご一緒になります」とのお答えをいただきました。どうも温泉の温度の差によって湯の感触に違いが出るもののようです。
当時のツィートはこちら。
幻の塩ラーメンをいただいた後、再び二階の和室休憩ルームに行って30分ほどまったりしました。
大井川に架かる鉄橋の上を走る列車の姿、出来れば見たかったですね・・・。
まだ時間があるので、外を散歩しようかと思いついて、一階に降りてエントランスへ向かいました。その途中で売店コーナーの脇のロビーの天井に特大サイズの提灯が吊られているのに気付いて、思わず撮りました。その下の人影と比較すれば、提灯の巨大さが分かるでしょう。
外に出て、大井川沿いの園地に行きました。御覧のように堤防上に散策路があり、川原に降りる階段や道も綺麗に整備されています。
左右にのびる大井川の流れを一望出来ます。流水量が最低限なので、広い川の大部分は底が露呈していて広い石敷きのような姿にみえました。
隣の川根温泉ホテルの建物です。10日前の前回巡礼時にはこちらに立ち寄って、ゆるキャンコラボキャンペーンの特典のひとつ、温泉無料サービスを楽しんだのでした。その特典入浴券はもう一枚あり、期限がまだありますので、機会があれば再度立ち寄りたいと思います。 (続く)