「介護もトライアスロンも楽しんで」

90代両親を介護の日々ですが、合間に走って泳いで、バイクにも乗って年1回のトライアスロン大会参加を目標に楽しんでいます。

怖い話その1

2023年10月26日 20時52分28秒 | 健康・病気
今日普段からお世話になっている薬局から電話がありました。両親と私が通っている病院や眼科などで貰ってきた処方箋は全てこの1軒の薬局で薬を調達しています。病院で貰った処方箋はスマホのアプリから送信し、薬の準備が出来るとその旨の連絡がスマホに入るのです。特に母の薬は7種類ぐらいを一包化してもらっているのですが、この一包化には時間が掛かり、薬局が混雑していたりすると1時間程度掛ることもあるのです。なのでアプリで送信し準備が出来たことの連絡がくると時間の節約にもなって大変重宝しているのです。

で、何の用事だろうと思いながら電話に出ると、とても申し訳なさそうな話し方で、10月2日に母の処方箋で渡された薬の中にアムロジピンと言う高血圧や狭心症を抑える薬があるのですが、本来は2.5mgのところ、間違えて倍の5mgの錠剤を入れてしまったかも知れない、とのこと。そして残っている錠剤を確認して欲しいとの連絡でした。薬を出してきて確認すると5mgの錠剤だと言うことが確認できました。

一包化に限らず薬局で貰ってきた薬が正しい物なのかどうかなんて一々確認していません。母はとても多くの種類の薬を飲んでいるので尚更です。でも人間のやっていることですから間違いはあるのですよね。

来週には薬が切れるのでまた病院へ行って処方箋を貰ってくる予定なのです。ほぼ1ヵ月間に渡って倍の容量の薬を毎日飲んでいたことになります。薬は間違った使用方法では毒にもなります。ネットで調べたら次の記述がありました。

「アムロジピンOD錠5mgは、高血圧症や狭心症の治療に使用される薬剤です。アムロジピンOD錠5mgは、カルシウム拮抗薬の一種であり、血管や心臓の筋肉を収縮させるカルシウムの働きをおさえ、血管をひろげる働きがあります。アムロジピンOD錠5mgは、血圧を下げる効果があります。アムロジピンOD錠5mgの主な副作用には、めまい、頭痛、ほてり、顔面潮紅などがあります。また、重大な副作用として、劇症肝炎、無顆粒球症、血小板減少、横紋筋融解症などが報告されています。アムロジピンOD錠5mgを使用する際には、医師の指示に従って正しく使用するようにしてください。」

幸いなことにこの1か月間では母に副作用を思わせる様な症状は現れていません。血圧も上は120台から140台程度です。そして薬剤師の方は「今日は病院に担当の医師がおらず指示がもらえないので、明日連絡を取って残りの薬をどうするか確認の上でまた連絡をします。」とのことでした。約1ヵ月間に渡り倍の量の薬を服用していた副作用が今後も出ないことを願っています。

取り敢えず明日の朝の服用分はこの薬の錠剤を半分に割って飲ますことにします。

一方で私が感心したことがありました。今回の間違いがなぜこの時期に発覚したかということです。電話で話をしていて分かったのですが、薬剤師の方は私がまた母の処方箋をそろそろ送ってくるだろうと予想していて、その薬を事前に用意しておこうと思った様です。それで前回処理したデータを見ていたところ間違いに気が付いたとのことでした。
処方箋が送られてきてから準備するのではなくて、毎月来ている常連の患者さんの薬を事前に用意しようとしていた事に感心したのです。事前に用意していれば足りない薬も分るだろうし、当日に一包化する時間も短縮できますよね。これらは患者さん(お客さん)の事を思ってのことですからその様な事を考えながら常に仕事をしている事が分かって嬉しく思ったのでした。勿論薬を間違えないことが一番ですが、人間ですから間違いは起こります。本当はとても怖い話なのですが、ちょっとほっこりもさせて貰えました。

ここ1週間で実は怖い話がまだあるのです。その実態は明日か明後日明らかになるのでその時点でまた報告したいと思います。
コメント
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