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「介護もトライアスロンも楽しんで」

95歳の母を介護の日々ですが、合間に走って泳いで、バイクにも乗って年数回のトライアスロン大会参加を目標に楽しんでいます。

東日本国際親善マラソンを走って

2025年04月28日 18時19分49秒 | マラソン大会結果
昨日のブログでは東日本国際親善マラソンに参加しその結果を報告いたしましたが、今日は去年のこの大会と先月走った尊徳マラソンとの比較なども交えて昨日のレースを振り返ります。

ハーフの部のスタート時間は10時ですが仲間のKちゃんと2人で会場に到着したのは8時でした。会場の米軍補給廠はJR相模原駅から徒歩2,3分の所にあるので自宅からも」1時間掛からず行けますしとても参加しやすい大会です。

8時の時点では快晴で気温16度、湿度51%でほぼ無風でしたからとても良い気象状況だったんです。そして早めの入場が出来たのでスタート地点傍の広場に設営されている大きなテント内に場所を取ることも出来て直射日光に当たらずに済みとてもラッキーでした。テント内で自撮りの一枚。



しかしその後気温の上昇と南風が強くなってきてスタート時の気温は20度で風速は何と7mでした。あっという間の変化で案内の旗などが大きく揺れていました。前日の天気予報で風が強くなるとは聞いていましたが実際に7mの風を感じるととても強烈です。

スタート時間まではKちゃんと軽めのジョグをしたり自宅で朝食は済ませてきましたが途中でガス欠にならない様にとおにぎりを一つ食べたりして過ごし、スタート20分程度前にはスタート地点に並んでました。Kちゃんは予想タイムが1時間40分前後なので私よりもずっと前の方へ移動。私は2時間以上のランナーさん達と並んでスタートを待っていました。

今月の練習量はとても少なく、また20kmとかのロング走もやっていなかったのでこの大会はもう練習気分でゆっくり走ろうと決めていました。最初の2,3kmは7分台でも十分との考えだったんです。しかし昨日のブログでも書きましたが、いざスタートしてみると周りのランナーさん達のペースに合わせてしまってつい考えていたペースをキープすることが出来ませんでした。最初の1kmは何と6分11秒と早すぎるタイムとなってしまいました。

この大会のコースです。中央緑マークがスタートとゴールです。1周約8kmのコースを2周と3周目は左上の四角形の部分は走らず12kmポイントを右折してゴールへと戻ります。またこの12km地点は立体交差になっているので上り下りがあるのと周回ごとに2度この立体交差を通って下り切ったら折り返して立体交差の下を右折して5km地点方向へと向かいます。3周目はこの立体交差の上り下りは通らず脇道を走って行って12kmポイントを右折です。



という周回コースなので最初の1kmが想定ペースより速かったのですが、途中でバテても途中棄権がしやすいのでこのままのペースで走ってしまおうと思った次第です。

給水ポイントは3か所で10kmポイント角を曲がって直ぐの場所、5kmポイント付近、そして7kmポイント付近で都合8か所で給水が可能です。また給水所と他にも何か所かミストシャワーもあって暑さ対策は万全でした。

もうこのままのペースで走ってしまおうと思った私のその後の走りですが、特別苦しくもなく7mの追い風では6分10秒を切って、向かい風では6分10秒を超えるという感じでの走りとなり、14kmぐらいまでは何とか楽な気持ちで走れていました。そして14kmを過ぎてしばらくすると後方から私の名を呼ぶKちゃんの姿が。私はこれからまだ3周目が残っているというのに仲間のKちゃんは3周目も終盤あと2kmでゴールです。あっという間に追い越され「もう少し、頑張って!」と声援を送るのが精一杯でした。周回コースだと先を行くランナーに大勢抜かれていきますが、そのペースの違いが顕著で抜かれて悔しいという気持ちにはなりませんね。(笑)

しかし普段の練習量が少ないからでしょう、その後は結構キツクなってきました。でも同じぐらいのペースで走っているランナーさんに付いていく気持ちでペースを落とさずに頑張って走ってました。臀部に張りが結構きてましたが気にしない様に心がけてラスト1kmでは6分をほんの僅かですが切れて走れたのでした。現在の練習量からするとこのタイムで走れたのは上出来だと思います。

昨日のガーミンのデータです。





ゴール前で、先にゴールしたKちゃんが撮ってくれました。




去年のこの大会でも走っていますが、去年は気温30度まで上昇した酷暑の中のレースとなってタイムは2:16:05(ネット)で平均ペース6分26秒でした。今年は風が強かったことはありましたが気温は12時でも23度止まりでしたからその点では今年の方が楽でした。気温がこれだけ違うとタイムも大幅に変わってきますね。

また今年3月に走った尊徳マラソンのハーフでは前半をゆっくり目で走って途中からペースアップをするという走り方で2:09:10(ネット)平均ペース6分8秒でした。(最初1kmのラップが6分58秒、ラスト21kmでのラップは5分31秒)今年のこの2大会では走り方が全く異なりましたが結果的には1分の差だけでほぼ同じタイムという結果でした。これが現在の私の精一杯の実力なんでしょうね。

秋のハーフの大会はまだ申し込みをしていませんが、もっとしっかり練習を積んで何とか平均ペース6分丁度ぐらいで走れるように頑張りたいと思っています。


さてアフターランですが、Kちゃんと一緒に相模原駅そばにある居酒屋さんで昼食をともにしました。私もレース後の一杯ということで生ビールを飲みたかったのですが、2泊3日でショートステイを利用してくれるハズの母が土曜日の朝施設へ行く段になってショートステイには行きたくないと駄々をこねたのでした。その場は何んとか説得して予定通り施設へ送り届けることが出来たのですが、2泊は絶対にしないと頑張っていたのでこちらが諦めて今回は1泊の利用となったのでした。なので大会終了後に帰宅したら車で母を施設まで迎えに行かなければなりません。という事で昨日の居酒屋さんではKちゃんは生ビールでしたが、私はキリンのノンアルコールビールをいただきました。




今後の母のショートステイの利用は1泊が限度になるかも知れませんね。そうなるとトライアスロン大会に参加する時も大会終了後に迎えに行く様になりますのでこれは結構つらいものがあります。時間的な余裕もなくなるので大会に参加すること自体が難しくなるかもしれません。これは私にとって大問題です。厄介な問題が発生してしまいました。




4月の距離合計 ラン175.0km、スイム3.0km、バイク160.0km
体幹トレーニング23日、飲酒日2日

2025年1-3月の距離合計 ラン362.1km、スイム11.7km、バイク710.0km
体幹トレーニング85日、飲酒日8日
2024年の年間距離合計 ラン1,346.1km、スイム57.0km、バイク2,648.0km
ウォーキング 11.0km、体幹トレーニング 276日、飲酒日19日
2023年の年間距離合計 ラン812.0km、スイム82.6km、バイク2,356.0km
ウォーキング107.0km
2022年の年間距離合計 ラン2,136.0km、スイム117.9km、バイク3,572.0km
2021年の年間距離合計 ラン2,568.0km、スイム66.0km、バイク3,500.0km
2020年の年間距離合計 ラン1,869.5km、スイム29.6km、バイク2,998.0km
2019年の年間距離合計 ラン2,288.5km、スイム36.7km、バイク2,060.0km
2018年の年間距離合計 ラン2,454.3km、スイム30.75km、バイク986.0km
 
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東日本国際親善マラソン(ハーフの部)完走しました

2025年04月27日 18時38分44秒 | マラソン大会結果
相模原にある米軍の補給廠で行われたハーフマラソンの大会に仲間のKちゃんと一緒に参加してきました。

取り合えず無事に完走したことを報告いたします。

今月は20km走も出来ませんでしたし大した練習が出来ておらず、今日はゆっくり7分台のペースでファンランのつもりで参加したんです。
ところが最後尾近くからのスタートにも関わらず周りのランナーさん達の流れに乗って走っていたら最初の1kmがなんと6分11秒でした。でも割と楽に走れていたのでもう走れる間はこのペースで走ってしまおう、と考えを変えてしまいました。

今日はスタート時点で南風が強く風速7m程度の風に悩まされることになりましたが何とか大崩れすることなくほぼイーブンペースで最後まで走ってしまいました。

詳細はまた明日にでも報告いたしますが、取り合えず今日の結果です。






4月の距離合計 ラン175.0km、スイム3.0km、バイク160.0km
体幹トレーニング23日、飲酒日2日

2025年1-3月の距離合計 ラン362.1km、スイム11.7km、バイク710.0km
体幹トレーニング85日、飲酒日8日
2024年の年間距離合計 ラン1,346.1km、スイム57.0km、バイク2,648.0km
ウォーキング 11.0km、体幹トレーニング 276日、飲酒日19日
2023年の年間距離合計 ラン812.0km、スイム82.6km、バイク2,356.0km
ウォーキング107.0km
2022年の年間距離合計 ラン2,136.0km、スイム117.9km、バイク3,572.0km
2021年の年間距離合計 ラン2,568.0km、スイム66.0km、バイク3,500.0km
2020年の年間距離合計 ラン1,869.5km、スイム29.6km、バイク2,998.0km
2019年の年間距離合計 ラン2,288.5km、スイム36.7km、バイク2,060.0km
2018年の年間距離合計 ラン2,454.3km、スイム30.75km、バイク986.0km
 
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小田原尊徳マラソン完走しました

2025年03月09日 19時56分27秒 | マラソン大会結果
今日はトライアスロン仲間のKちゃんと2人で小田原尊徳マラソン(ハーフ)に参加してきました。小田原アリーナが会場でアリーナの中で着替えが出来て荷物預かりも出来ますしスタート前に屋外の寒空で震えることはありません。そして走り終わった後はアリーナ内の風呂やシャワーが利用できる点はとても満足できるところです。







9時に10kmの部がスタートし、ハーフのスタートは9時20分。9時の天気は晴れ、気温7度、湿度62%、風はほぼなく絶好のマラソン日和となりました。ウエアは当初寒いだろうしゆっくり走るのでロングタイツと長袖と半袖Tシャツの重ね着、帽子と手袋を考えていたのですが、これでは後半に暑くなるだろうとランパン、薄手の長袖と半袖Tシャツの重ね着、帽子と手袋に替えました。途中長袖は捲ったりもしましたが後半は風が少し出て来て手首まで降ろして丁度良かったですし、手袋はしていてこれも丁度良かったです。

さて走り出してからですが、ここ最近の練習不足や2月1日に行った20km走がボロボロだったこともあって、今日は練習の一環で7分/km前後で走れれば良いや、という考えでした。なのでスタートラインもかなり後方に並んでゆっくりペースで走り出したんです。でもやっぱり大会になると周りのランナーさんのペースがそこそこ速いので同じペースで走ってしまうんですよね。1km通過が6分54秒。最初はアップがてら7分半程度を考えていたので最初からちょっと速かったです。

アリーナ前をスタートして最初は普通の一般道路なので両通行2車線分ありますからランナーは道幅いっぱいに広がって走っています。ところが1km手前からは酒匂川の土手にある遊歩道に入るんです。この遊歩道は横に2人並んで走るのが精一杯の道幅しかありません。なのでこの遊歩道の入り口で大渋滞が起こりました。一緒に走ったKちゃんなど速いランナー達は渋滞にならずに遊歩道に入れたそうですが、後方からスタートした私達ランナーは遊歩道の入り口で立ち止まる様なことになってしまいました。ガーミンのペースデータでも1km地点で一気に8分台に落ちていました。そしてそのデータで2km辺りでもまたペースダウンしています。ここでは土手で転倒者が出て救急車が来て担架で救助活動をしていたんです。狭い遊歩道での救助活動ですからその脇をランナーは一列でしか通れませんでした。Kちゃんが通過した時でも既に転倒した人が脇で横になっていたと言っていたのでかなり先頭の集団での接触があって転倒したと思われます。顔からかなりの量の出血が見られましたので押されて前のめりに顔から倒れてしまったのかもと思われました。

一般道から極端に狭い遊歩道へと集団で侵入していくのでとても危険なコースであることに間違いはありません。過去の大会でどうだったのかは知りませんがここは改善の余地が大ありだと思います。

その後ですが、この大会には東洋大学の箱根駅伝などに参加している陸上部の長距離陣が参加してくれていました。彼らは先頭からスタートするのではなくて最後尾からのスタートで少しずつペースアップして多くのランナー達と一緒に走ることが目的だった様です。
そして後方から私の横に来て暫し並走してくれました。こんな機会は滅多にないので当然のことながら私は声を掛けました。「最後までこのペースで走るんですか?」って声を掛けたら「はい。」との返事。「では頑張ってついて行きますよ。」などと会話しながら走っていたのです。本当は7分ペースを維持しないと後半ヤバイことになるだろうとは思っていたのですが、つい箱根駅伝のランナーさんと一緒に着いて走っていたのです。

2kmから5kmまでは6分30秒前後のペースとなっていました。一緒に走ることが出来た選手は東洋大3年の網本さん、稲葉さんともう一人は名前が不明ですが、その後彼らは徐々にペースアップして行ったんです。このまま着いていったらマジヤバイ!とここで諦めました。しかしその後6.5kmに最初の関門があってそこのスタッフさんから「あと2分で関門閉鎖です。頑張って走って!」と声を掛けられました。走り終わってから確認したら6.5kmで45分が制限時間でした。

関門のことなど全く気にしていなかったのですが、最初の考え通り7分半から入ってその後を7分ペースで走っていたら6.5kmの通過は46分掛かっていて収容車のお世話になるところだったんです。いやはや危なかったです。東洋大の陸上部の選手達がいなかったらヤバかったです。

コースはこんな感じで酒匂川の両岸の遊歩道を2周回します。遊歩道は殆どがアスファルト舗装されていますが、一部約2kmは砂利や土の所があり、そこを2回通りますから約4kmが未舗装部分でした。




その6.5kmの関門を通過してからこれはヤバイぞ、と思いペース上げました。
6分10秒台で13km通過、その後もまた少しペースが上がって15km以降は川下へ向かってのなだらかな下り坂のこともあってか6分切って5分台に突入して走れてました。ラップを見ながら自分でもビックリだったのですが、今日の気象状況が良かったからでしょう。徐々にペースアップしながら21kmまでの最後のラップが5分31秒というビックリ仰天のタイムで走ってました。

こんなペースで最後まで走れたことにホントにビックリするしかありません。21.0975kmをネットで2時間9分10秒、平均ペースは何と6分8秒/kmでした。
予定より1分近く速いペースで走れちゃいました。こんなことがあるんですね。

今日のデータです。




心拍数は平均が146bpm、最大で170bpmと言うデータです。主治医の先生の話では私の心臓は自脈では上がることはなく心臓ペースメーカー(PM)の運動時の設定で最大でも135bpmまでしかあがらないと言われ続けています。そして135bpm以上のデータが残っている際には心房細動が出ていると言われもしています。しかし今日の様に2時間に渡って135bpm以上の心拍数が続いていてこれが心房細動ってどうしてもそうは思えません。自覚症状はほぼなかったです。また最後ペース上がっている時に120bpm台へと下がったりもしていて、その下がり方もPMのミネルバ機能が発動して心房細動が抑えられた時の下がり方ではないのも腑に落ちません。

どうしても自脈で上下動しているのではないかと思えてますし、或いはガーミンのデータとの誤差の範囲なのか、今日のデータがPM内に残っている間にPM外来の受診を受けて確認した方が良いのではと思ったりしているところです。(PMのデータは心房細動が起こりそのエピソードが増え続けると一定の量を超えた場合は古いデータから消えてしまうのです。)


さて、ゴール後には直ぐに完走証がプリントアウトされて頂くことが出来ました。種目順位は60歳以上の部の順位です。




3月の距離合計 ラン62.1km、スイム1.0km、バイク40.0km
体幹トレーニング8日、飲酒日1日

2025年1-2月の距離合計 ラン240.0km、スイム7.7km、バイク445.km
体幹トレーニング55日、飲酒日5日
2024年の年間距離合計 ラン1,346.1km、スイム57.0km、バイク2,648.0km
ウォーキング 11.0km、体幹トレーニング 276日、飲酒日19日
2023年の年間距離合計 ラン812.0km、スイム82.6km、バイク2,356.0km
ウォーキング107.0km
2022年の年間距離合計 ラン2,136.0km、スイム117.9km、バイク3,572.0km
2021年の年間距離合計 ラン2,568.0km、スイム66.0km、バイク3,500.0km
2020年の年間距離合計 ラン1,869.5km、スイム29.6km、バイク2,998.0km
2019年の年間距離合計 ラン2,288.5km、スイム36.7km、バイク2,060.0km
2018年の年間距離合計 ラン2,454.3km、スイム30.75km、バイク986.0km 

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東日本国際親善マラソンを走って

2024年04月29日 14時58分18秒 | マラソン大会結果
東日本国際親善マラソンでハーフの部に参加したことを昨日のブログで書き、自分の時計での記録ですがそのタイムを載せました。今日は少し詳しく大会でのことを書き残そうと思います。

20代の時からマラソンとトライアスロンを楽しんでいましたが、途中子育て中には時間が取れずマラソンなどから遠ざかった時期があったり、復帰しようとした矢先に心臓の病気が見つかり手術をすることとなり復帰が先延ばしにもなりました。しかしその後またどうしてもフルマラソンを走りたいと言う思いが強く長い中断を経て18年振りに参加できたのが2010年の佐倉フルマラソンでした。

その後は暫く順調に大会参加を重ねてきましたが、心臓疾患の悪化で今度はペースメーカーを植え込むことにもなりました。それでも手術後にまたフルマラソンに復帰することが出来、2019年には念願だったトライアスロンの大会にも復帰できるまでになったのでした。

ところがその後にやってきたコロナ禍でマラソンもトライアスロンも大会参加が出来なくなって練習だけの日々を送っていました。しかしその間には心房細動というやっかいな病気が悪化してカテーテルアブレーションなる手術も受けることになってしまい、また完治しきれずにこの心房細動を抑えるための薬の服用を続けることにもなってしまいました。

そんなこんなでコロナ禍後に大会復帰したのが去年12月の富士スピードウェイでの大会、8.8kmの部だったんです。4年振りに参加出来たマラソン大会でした。そして今回やっとハーフの距離の大会に参加することとなり何と5年振りのことなんです。コロナ禍でも大会が復活していて大会自体には何度も申し込んでいたのですが、大会運営側の不手際で大会自体が開催されなかったり、大会直前に腰痛に悩まされて断念、また大会に参加するに当たっては両親をショートステイに預けなけらばならないのですが、予約していたショートステイの施設でコロナの陽性患者が多数出たために預けることが出来なくなってしまって大会参加を諦めることになったこともあったのでした。

そんな不遇な5年間を経てやっと巡ってきたハーフの大会が今回の東日本国際親善マラソンでした。今回父は老健に入所していてショートステイに預けるのは母一人で、施設側のトラブルもなく土曜日から2泊3日で預かってくれていました。全てが順調にいってくれての大会参加でしたから昨日はとても嬉しい大会当日の朝を迎えたのでした。

とは言え、心房細動と言う不整脈を抱えた身なので十分な練習量をこなせている訳ではありません。無理は禁物な身体なので昨日の大会では整列場所を最後尾に近い所を選んでのスタートとしました。午前10時のスタートでこの時の天候は晴れ、気温25度、湿度53%、東寄りの風1m。




ゆっくりペースでのスタートを心がけました。ハーフの部の参加人数はエントリー数ですが男女合計2600名余りで内女性は450名。スタート地点通過まで約2分程度かかりました。
5年振りのハーフでしたが参加者数がそれ程多くはなかったせいか緊張することもなく落ち着いてスタートを切れたのですが、思っていたより周囲のランナーさん達のペースが速かったです。最初の1kmを7分半程度と考えていたのですが、周りのランナーさん達の流れに乗っていたら最初のラップが何と6分34秒だったんです。これにはビックリでした。ヤバイと思いその後はペースを落としましたがそれでも次のラップは6分52秒。更にペースを落とそうかと悩みましたが身体はしっかり動いていたし、心臓の動きも順調そうに感じていたのでその後は6分半より速くならない様にと心がけて走ることにしたのです。その後前半は6分半前後のペースで走れていました。

走っている途中で感動したことがありました。4km程度走った所で前を走っている高齢の男性が見えてきました。少し背中が曲がっていて彼の着ているTシャツの背中には「90」と言う大きな数字がプリントされているのです。「ひょっとしてこの男性は90歳なのか?」と思いました。しっかりした足取りで走っています。追いつきそうだったので追いついたらお年を尋ねてみようと思ったのです。少し走って追いつきそうだったので声を掛けようとしたその時にコース脇で応援している人の内の一人の女性がその男性に「ナイスラン!」とか何とか二言三言声を掛けたら彼もその声援に応える様に女性とハイタッチをしながらお喋りをしたのでした。なので私が彼に声を掛ける暇がなくなりそのまま私が彼を追い越して先に行くことになってしまいました。

この大会のコースはざっくりですが、1周約8kmのコースを2周と3周目は5km程度になる様に設定してあります。なので2周目と3周目にもまた声援を送っていた女性がいる場所を通ります。そしてその場所に女性がいたらこの男性が90歳なのかどうか聞くことにしようと思ったんです。

3周回するこのコース上には3か所の給水所があるのでランナー達はだいたい3km毎ぐらいには水分補給をすることが出来ます。給水所には水とスポーツドリンク、そしてミストを浴びるスペースもあるので熱中症対策は万全だと感じました。しかしなんですよ。昨日は晴天で最高気温が30度を超える暑さになってしまって、途中からは正直マラソン大会を開催するには危険な天候になってました。

2周目に入ったころには集団がばらけてきてボチボチと歩くランナーさんも目に付きだしました。そしてその後はコース脇で足が攣ったのかストレッチをしているランナーやしゃがみ込んでいるランナー、救護スタッフに介護されているランナーなどが徐々に目立ってきたのです。
この大会は米軍基地内での大会なので具合が悪くなっても119番通報をしても救急車は来てくれません。なのでスタート前には場内アナウンスで決して119番通報をしない様にとの案内が繰り返しされていました。その代り国士舘大学の救護スタッフさんたちがコース上に配置されていて自転車移動で見回っていたりコース上には国士舘大学の名が入った救急車も用意されていて、米軍の救護車も何台か走っていましたし救護活動は万全の体制に感じました。

私のペースはと言えば12km当たりまでは6分半/km前後を維持していました。そしてその先には1周目で90歳と思える男性に声援を送っていた女性がいる場所になります。果たしてその場所に来ると彼女がまだいてくれました。そしてその前を通過する時に思い切って声を掛けたのです。「あなたが応援していた高齢の男性は90歳なんですか?」と。すると彼女は「はい、90歳です。」と応えてくれたのです。私は同時に手をバシッと叩いて「凄い!」と叫んでしまいました。90歳の男性がこの炎天下のハーフマラソンの大会に参加してしっかり走っているのです。毎日しっかり練習して走っているのでしょう。そうでなければ90歳の人がハーフの大会で走るなんて無茶です。世の中は広いので90歳でのフルマラソン完走者がいるそうですが、私が自分の目で見た大会での最高齢者は昨日の大会を走っていたこの90歳の男性でしょう。感動してしまいました。私も80歳でのフルマラソン参加を目標にしていた時期がありましたが、これからは90歳になってもフルマラソンを走りたいと思ってしまうぐらいの出来事でした。そして声援を送っていた女性は多分お孫さんなんでしょうかね?ご家族皆さんのサポートもしっかりされているのでしょう。

そしてこの時から一段ペースが上がりました。13kmまでのラップが6分18秒、その後も6分20秒台での走りになっていったんです。90歳のランナーさんのお蔭で勇気が出て力も湧いてきたんです。

一方この13km当たりからは前を行くランナーさん達の多くがペースが落ちて来て、あるいは歩きだしていました。皆さん30度を超える様な暑さにやられていたのでしょう。先に行けば行く程前にいるランナーさんの半数以上が歩いている様な状況になってました。ただ周回コースなので先頭を行くランナーさん達には後ろから凄いスピードでドンドン抜かれてもいました。
過去に数多くのマラソン大会に参加してきましたが、走っていてここまで多くの歩いているランナーさん達を抜くのは初めてのことでした。

私も暑さが気にならない訳ではありませんでしたが、このブログで応援をしてくれていた「琉パパさん」や「さぬきうどんさん」たちのことが脳裏に何度も浮かび大きな力になりましたし、心臓ペースメーカーの運動時の設定を調整してくれて大会に参加することの後押しをしてくれている大和成和病院の主治医の先生のこと、家族そして両親皆の協力があってこその大会参加なので皆に感謝しながら走っていたのですが、不思議なことに最後までペースが落ちることがありませんでした。

多くのランナーを抜き去りながら、そして20kmを過ぎてからはまた更にペースを上げて走ることが出来、最後のラップでは6分06秒のタイムが残っていました。
こうして5年振りのハーフマラソン大会への参加でしたが現在の練習不足の状況を考えるととてもとても頑張って走ることが出来て大満足の結果となりました。

ガーミンのデータですが、ゴールタイムは2時間16分05秒、平均ペース6分26秒 /km


そして今日気が付いたのですが、5年前に参加したハーフの大会って偶然にもこの同じ東日本国際親善マラソンだったんです。5年のブランクのことしか頭になかったのですが、5年前同じ大会を走ってたんです。その時の結果は2時間0分23秒(平均ペース5分41秒)当時のブログを読んでみたら15kmまでは快調でしたが、その後は6分台、7分台までペースが落ちてボロボロだったと書いてありました。(笑)でも今回の走りで前回の借りも返せたと思っています。


大会での走りは満足が行く物でしたが、しかししかしゴール後は一変しました。水分補給も塩分補給もしっかり行いましたが内臓やられました。帰宅途中に一緒に行った仲間との飲み会は出来る状態ではなく中止にしてもらいました。帰宅してからもまともに食事が取れず、帰宅途中のスーパーで買ったお蕎麦を食べるのが精一杯の状態になってました。暑さのせいでしょうね。30度の炎天下で走るのは危険ですね。

お陰様で一晩寝た今日の胃腸はすっかり回復していて普段通りの食事が摂れていますし、足や腰など痛い所も全くなく元気な自分に戻っています。
念のため今日は一日完全休養日といて明日は筋肉ほぐしでプールで軽めに泳いでこようかと考えています。
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東日本国際親善マラソン(ハーフ)走ってきました!

2024年04月28日 17時29分08秒 | マラソン大会結果
相模原市にある米軍の相模原補給廠内で開催された東日本国際親善マラソンに参加しハーフ(21.0975km)の部を走ってきました。

詳しい話はまた明日のブログで改めますが、取り敢えず無事完走したことを報告いたします。10時にスタートでしたが12時の気温は30度まで上昇したそうで暑さとの戦いのレースとなりました。

あくまでも自分の時計、ガーミンのデータですが、2時間16分05秒、平均ペース6分26秒で完走することができました。

ガーミンのデータです。





ラスト1kmでは6分05秒までペースを上げることができましたが、暑さの中で少々頑張り過ぎた様で完走後は内臓をやられてとてもキツイ状況になってます。
普段なら帰りに仲間との飲み会があるのですが、今日はそれどころではなく飲み会は中止、昼食も帰りにスーパーに寄って買ったお蕎麦だけと言う状況でした。
今日は乾杯の写真ではなく、昼食のお蕎麦の写真で失礼いたします。(笑)







4月の距離合計 ラン164.1km、スイム3.7km、バイク142.0km
体幹トレーニング 15日、飲酒日1日

2024年1-3月の距離合計 ラン266.0km、スイム16.7km、バイク719.0km
体幹トレーニング 73日、飲酒日2日
2023年の年間距離合計 ラン812.0km、スイム82.6km、バイク2,356.0km
ウォーキング107.0km
2022年の年間距離合計 ラン2,136.0km、スイム117.9km、バイク3,572.0km
2021年の年間距離合計 ラン2,568.0km、スイム66.0km、バイク3,500.0km
2020年の年間距離合計 ラン1,869.5km、スイム29.6km、バイク2,998.0km
2019年の年間距離合計 ラン2,288.5km、スイム36.7km、バイク2,060.0km
2018年の年間距離合計 ラン2,454.3km、スイム30.75km、バイク986.0km
 
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