明日から宅建「宅地建物取引主任者」のインターネット受験申し込みが始まります。
過去10年分の問題集を購入したものの、遅々として勉強が進んでおりません。やばい、やばい。
さて、宅地にも地盤の防災に関わる諸問題がいっぱいあるわけですが、問題集を見ていると全50問のうち必ず地盤に関する問題が出題されます。そして、必ず1問だけであり、多くの場合48問~50問めに出題されています。
そのレベルは、例えば
・平坦化された造成宅地は切土で不同沈下が発生しやすい … ×
・崖錐は河川が山から平野に出てくる地点から同心円状の等高線を描いていることが多い … ×
他の法律関係の問題に比べて問題の文章も半分くらいの長さです。悩むことはありません。
まあ、0点は免れたかというところですが。
なぜ、宅建かというと、これから防災・環境保全に関わる仕事は、民間の需要や個人を相手にすることが主流になるはずです(諫早湾判決はその門戸も開きました)。ところが、技術士の方、地質調査技士、地すべり防止工事士の方で、これらの資格を一手に取得している方はいらっしゃっても、宅建を持っている方は、まずおられないと思います。
そこには文系・理系というすみわけがあって、かつ公共事業主導で仕事が進んできたので、そんな発想がないのも無理はないでしょう。
といいつつ、資格試験が極めて苦手な私にとっては、ものすごく高いハードルではありますが、技術士試験で問われる建設一般と”世間一般”に詳しくなれば最強なのでしょうね。
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