今日は、阪神・淡路断震災で、大きく被災した住宅地の巡検でした。関西の地質コンサルタントの方や、釜井先生(京大防災研究所)に詳しいご案内をして頂いて、大変勉強になりました。
さて、阪神・淡路大震災から13年が経過し、世代がひとまわり以上もしてしまうと、今はだいぶ復旧が進み(いや、化粧と言うべきか)、言われなければ何事もなかったかのようです。
でも、よくよく見れば、傾いた電柱、ずれた道路、ひび割れたままのコンクリート壁、爪あとは深く残っています。
ひるがえって、いや(この現場を見てしまったあとというべきか)川崎や横浜の街並みを思い出してみると、来るべき地震災害に対する安全性はどうか、、、ちょっと悲観的な気分になりました。
でも、悲観ばかりでは精神的にも産業的にもマイナスです。”こうすればプラス”ですという方向でないと、フィギュアスケートじゃありませんがテクニカルコンポーネントとプレゼンテーションのあわせ技で高得点は取れませんから。
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