1級土木施工管理技士の問題で、標準法面勾配を適用できないことがある地盤条件をふたつ記述せよとありました。その条件として解答欄に示されていたのが
①地すべり地 ②崩壊土砂 ③砂質土など侵食に弱い ④蛇紋岩など、、、、、、、、
といくつも書いてありましたが、湧水や割れ目もダメなんだし、”標準的”な斜面ってなんだろうと思います。ちなみに、太田さんの過去のメルマガにこんな記述がありました。
法面は人間がつくった急勾配斜面です。決して「安定」勾配ではありません。人
間が急につくった代償として、何か崩れにくくするものを加える行為をする必要
があります。丸腰は、やりっ放し、造りっぱなしなので、せっかくのインフラが
長持ちしません。鉄筋をただ差し込むでも良し。排水パイプを打込むでも良し。
必要な安全性向上の程度とコストとを考えて、「何でも良いですから」代償行為
をすることを普及させましょう。
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