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地震は貧困に襲いかかる―「阪神・淡路大震災」死者6437人の叫び

2008年07月08日 | 災害の記憶と想像力

核心を一撃されると心のペンがとまります。なんという衝撃的なタイトルでしょうか。
私は、阪神・淡路大震災の「衝撃」は経験しましたが、「被災」はしていません。

http://www.kankyo-c.com/column/shimogawa_3.htm

朝日新聞の書評を引用しますと

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死者は「病死」ではなく災害による「変死」であり、「検視」など手続きを経なければ葬ることもできなかった。あまりにも多い遺体に、追いつかない対応。結局約1カ月かかって34都府県で火葬されたということに驚いて取材を進めたフリーライターは、震災による死とその後が、高齢、生活保護、障害などの弱者に重くのしかかったと検証する。格差と貧困が拡大した今日、またひとたび地震が起きたら……。
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その後、身近な災害原因のイメージトレーニングは遅々として進んでいません。地震が起こるたびに、いつどこで地震がおこるかわかりませんという、身もふたも防災に対するモチベーションも沸かないことばの繰り返し。なぜ、山は動くのか、家は傾くのか、しっかりとしたイメージトレーニングできるための教材が今必要です。


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