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技術者の評価とは

2008年09月27日 | 技術動向

技術者が足りなくても建設会社は我慢、コンサルタントは大手と中小で採用格差拡大
http://kenplatz.nikkeibp.co.jp/article/const/column/20080910/526047/#comment

ちょっと考えさせられる記事です。ネットカキコミとして、
☆ ☆ ☆
建設コンサルタント会社は、公共事業の減少、過度な価格競争、コスト削減=サービス残業の増加、売り上げや出来高目標額達成のための業務増大=サービス残業の増加、公共事業への入札参加資格水準の向上(実績重視)=新規参入企業の排除、発注者の低価格入札の黙殺など、技術者にとって将来に希望を持てない状況にある。

という、悲観的な意見があります。

このような意見に対して、私はこのような感想を言います。
「後ろに目はないからねえ」

技術者が不足しているのは、実は会社に対してではありません。世間一般の人に対する親身(シンミで変換すると”新味・新見”も出てきますね。どれも微妙に正解な気がします)。

公共事業は常に業界を向いてきました。だから、「技術士」であって「技術者」でないような人もいます(報告書を書くために外注管理の能力が重要だ。少し専門的な技能がいることは、そのような業者に外注すればいい。自分たちのやることではないと”会社の人”に言われたことがあります。そりゃ役所でしょ。)

先日、建設企画コンサルタントが民事再生法適用のニュースに対する書き込みに私も同感します。
☆ ☆ ☆
建設企画コンサルタントの優秀な技術者も知っている。確かに優秀な技術者=資格取得者(技術士)の見方もあるが、すべてとは言えないと思われます。役所側も少しは資格者数でのレベル分けでなく、実際の各業務での技術レベルをもう少し見分ける力を持つような考え方をしてはどうでしょうか? 私は技術士でもなく、下請けを専門とする会社の人間ですが、最近の資格最優先のやり方は、どこかであったような今までと同じ黒い関係が見え隠れし、資格取得支援団体と誰かとの関係がまた暴かれるようで楽しみです。


いさぼうネットの記事もありました。
http://isabou.net/index.asp?jump=/Convenience/aviso/index.asp
プロポが大手断然有利の状況に、地場コンサルがもの申しはじめてきたようです。「総合評価方式の選定段階での技術評価は、プロポーザルに比べて企業や技術者の資格、実績の配点割合を低くし、業務成績や表彰の配点割合を高めています。」

実は、この業務成績や表彰の配点割合にも"名前”や”カイシャ名”が利くことがあるのです。そして、評価するヤ○ニンは、電話やメールによる連絡の丁寧さや訪問名刺の多さで点をつけたりすることがあるにはあります。

役所側も少しは資格者数でのレベル分けでなく、実際の各業務での技術レベルをもう少し見分ける力を持つような考え方をしてはどうでしょうか?

良い意見だと思うのですが、ヤ○ニンでは無理です。
市民の方から相談を受けることができるようになると、一件あたり5万円、諸経費込みで7万円くらいだとすると、100件相談があれば年間700万、ほかの業務でナントか稼いでいけば、、、

楽観しましょうよ


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