防災ブログ Let's Design with Nature

北風より太陽 ソフトなブログを目指します。

ブログ1年

2009年04月05日 | Design with Nature

昨年の4月6日スタートしたこのブログも、1年たちました。どうもこの業界、ブログやメールマガジンといった、世間一般の人がやってるようなコミュニケーションツールを敬遠したがる人が多いのですが、言いたいことは酒の席まで持っていかずに、かつ学会論文にするのも手間がかかる、そしたらブログやメルマガなどで少しづつ考えるヒントでもつかむことができたらと思ったのが、きっかけのひとつでした。

いい仲間にも恵まれました。

今岡さんのブログは、このモデルとなりました。実名・顔出し、資格やそれに伴う使命感がほとばしっています。加えて現場の見方も身に付きます。

現場の見方が身に付くと言えば、kon25さんのブログの迫力も勉強になります。

社会情勢ではやっぱりリーマンショックが大きかった。ポジティブにとらえれば、これは大量生産大量消費や大組織主義の終焉を意味し、少数精鋭(Excellent Small)と維持管理の時代の幕開けといったところでしょうか。

危惧しているのは理科離れにより環境論がますます感情論化していくのではないかということです。先日ゆとり教育世代が学校の先生となり、理数系が課題というニュースが出てましたが、地球科学や地質学はただでさえマイナーなのです。温暖化するから豪雨が増加→災害発生→公共事業という図式があるから、公共事業は半永久的にあると思っている業界人も少なくないような気がします。そこに胡坐をかいていると、地質技術者はますます市民社会から孤立してしまいます。

でも、悲観的なことばかり言っても始まらないので、次の一年は打って出ようと思います。来週火曜日に住宅ジャーナルという雑誌の編集者が、私のところへ来てくれます。学会誌はどうしても市民は読みません。もう少し、それこそ市民権を得た雑誌に文章を寄せて、世間での存在感を出したいと思っています(テポドンが飛んだようで、、、世間のムードが沈滞しなきゃいいですが)

さて、次の一年も、実名顔だし毎日、の維持はもちろんのこと、皆さんとの有意義なコミュニケーションを目指したいと思います。みなさん、今後ともよろしくお願いいたします。
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妻がブログ1周年の記念に桜の画像はどう?といいましたので,,,,,,


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