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専門書にはアマゾンのカスタマーレビューがあんまりつかないのですが、この本にはありました。
http://www.amazon.co.jp/product-reviews/4381018214/ref=dp_top_cm_cr_acr_txt?ie=UTF8&showViewpoints=1
生態学を組み入れた斜面工学は,これからの土木工学のありかたの一面を示しているように思います.防災は大切ですが,生態系を大事することも非常に大切なことです.本書は,これが両立できることを示してくれています.本書のなかでも旧建設省が策定した「環境政策大綱」に触れ,「環境の保全」「地球環境問題への対応」を理念としていることが紹介されており,国の土木行政が本気で環境問題に取り組もうとしていることが記されています.それはこの著者たちの所属,経歴からも伺われます.内容は切り土斜面から河川の斜面,そして海外の斜面工学まで網羅しており,これから多用されていくであろう生態学的新工法について詳細に紹介されています.どれも,とても実用的です.コンクリートや鋼材にむやみに頼らない緑化による安定化工法は,重機もいらず,女性や子どもの手でも構築できる工法もたくさんあり,土木工学におけるパラダイムの転換を感じさせます.とくに土木行政職員,環境に関心のある市民団体にお奨めです
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