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地質調査技士として

2009年05月07日 | 資格に関すること

連休も終わり、資格にむけての勉強も本気ではじめようと思い、昨年の地質調査技士の試験問題を見てみました。そしたらこんなのがありました。

地質調査の現場管理について不適切なものを選べ
(1) 品質確保に専念し、工期や安全は考慮しない   、、、、、って いきなりかい。それにしてもすごい問題ですね。。。

これはさておき、記述式問題で、こんなのもあります。

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地質調査技士として、顧客の信頼にこたえるために努めなければならない事項を3つ上げ、それぞれの項目について簡単に説明せよ(600字以内)
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①正確な調査
 まず、地質調査の目的・規模に応じた調査を行うことが必須となる。このためには、対象となる箇所の地形・地質的背景や地盤工学的特性や、問題の経緯を十分に把握し、地盤の構造、強度、変形特性、透水性、汚染状況といった地盤情報を見落としなく取得することにと努めることが重要となる。
②工期の遵守
 地質調査では、一般にボーリング及びコア観察、物理探査や土質試験など様々な工程が組み込まれているため、ひとつの工程で遅延が発生すると調査計画全体に影響が及ぶ。また、ミスや事故発生の原因にもなりかねない。このため、各工程での調査・試験精度・品質を確保しながら遅延のないように工程を遵守することは、顧客からの信頼の確保に直結する。
③ライフサイクルコストを低減を視野に入れた効率的な調査
 最近では大規模な構造物の建設のみならず、施設の維持管理や環境調査にも、地質の調査結果が重要な役割を果たすようになっている。このことは、地質調査、各種試験の結果から地盤の性質を把握することはもとより、今後の変化の予測や環境影響評価を行うことで、ライフサイクルコストの低減を視野に入れた社会インフラ整備にも、地質調査技士が貢献できる。(513文字)

こんなんでいいのですかね。技術士の試験でも似たような記述問題があるのですが、とんと経験がないもんで、ちょっと四苦八苦です。

個人・民間向けなら、もう少し別の解答がありそうですが。。。