防災ブログ Let's Design with Nature

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住宅の耐震化ー防災で飯が食えるかー

2008年04月26日 | 雑感
奈良の住宅耐震化進まず

奈良新聞の記事に、思うように事業が進んでいないということが書かれていました。京大防災研の河田先生が委員長を務めておられますので、奈良県の本気度が伺えます。

それ以上に気になったのは、今井光子議員の「災害に強い奈良県づくり」の意見です。

奈良県では新たな耐震基準以前の住宅が平成13年の調査で人口2万人以上の22自治体で17万戸あります。「備えあれば憂いなし」と言いますが災害が起きて多くの命や財産が犠牲となりその復旧に莫大な費用がかかることを思えば、個人住宅への助成は、より効果的です。
 また、不況の中、地元業者の仕事の確保、雇用拡大にもつながります。経済の波及効果や、地元にお金が落ちること地域のお金が循環しては地域の活性化にもつながります。奈良県でも実施すべきと思いますがいかがでしょうか。

そうなったら良いですねえ。
さらには、宅地地盤の耐震化も含めて、奈良の都は咲く花のにおうがごとく今盛りなり を再現したいところです。

防災を生産的・建設的に考えてゆきたいものです。