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グリフォンの日記

時事のニュースについて書いていきます

偽残留孤児を語るもの

2008-03-31 21:38:18 | 中国

 春は揚々とし、寒さと陽気な暖かの入り混じる昨今。風邪でも引いたのかと思えば、花粉症であったりします。明日から4月。新たな気分で、スタートを迎えられる人も多いのではないでしょうか。
 
とは言え、世界情勢はまだまだ春の到来は程遠い状態。中国のチベット自治区における暴動弾圧は、多数の死者と投獄者を出す状態。とりわけ中国政府の対応は、それらの情報を、外に出さない事に躍起になっている。そして、”毒餃子事件”も”チベット虐殺”も、経済的視野からなのか、アメリカの思案であるのか、見て見ぬふりを決め込んだ、わが国家の元首の対応はあまりにも惨めである。日頃から”人権”を甲高に謳う人権やも「民主党」「社民党」「共産党」は言うに及ばず、まともにその対応を批判したことがない。口八丁手八丁で一応、中国政府批判らしきことはできても、実際に動いた連中がどれだけいたのか。
 
未だに、戦後レジューム脱却を成せない日本。見る目の無い国民性は、「安部下ろし」に躍起であったマスゴミと公務員達によって煽動され、脱却阻止に一役買ったわけだ。そして、以下ような事件もまた、その腐った眼からの脱却が、必要である事を感じさせる事件である。
 
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<残留邦人家族なりすまし、中国人逮捕>
  
 中国残留日本人の戸籍を入手して、残留日本人の家族になりすましていた中国人の男が警視庁に逮捕されました。1人の戸籍を悪用して中国人16人が入国していたとみて、警視庁は全容解明を進めています。
 
 入管難民法違反の疑いで逮捕されたのは、中国人の秦嶺容疑者(30)です。調べによりますと、秦容疑者はおととし4月、中国から偽造パスポートで入国し、およそ2年間、違法に日本に滞在した疑いが持たれています。
 
 これは10年前の1998年に偽の残留日本人一家が中国から来日した際、記念に撮ったという一枚の写真です。残留日本人の娘と称していたのは61歳の女。しかし、この女は、中国に住む残留日本人の娘から戸籍を200万円で買い取って残留日本人の家族になりすましていました。
 
 秦容疑者は95万円を支払い、この女の「息子」になりすまし入国していたのです。
 
 「(外国人)登録証も免許証も健康保険証も何ら(本物と)変わらない」(職場の社長)
Q.だまされた思いは?
 「(だまされた思いが)強いですよ」(職場の社長)
 
 秦容疑者は、「長期滞在できるビザを得て働きたかった」などと供述しているということです。
 
 同様の手口で入国した中国人は男女あわせて15人。ほとんどが日本国内で逃亡中とみられていて、警視庁は全容解明を進めています。
 
http://www.mbs.jp/news/jnn_3816929_zen.shtml
 
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 ついでに、日本人なんぞどうでも良いという、腐れ根性丸出しの毎日新聞の社説を、足跡の如く載せておきます。日本人の方がどれだけ我慢していると思っているのだろうか。
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<3月25日毎日新聞の社説>
  
・胡主席の5月の訪日に向けて、中国指導部が、要所要所で日本への配慮を見せている。
 中国製ギョーザ事件による「日中不信の構図」を解きほぐそうという狙いがある。
 
 例えば、北京で開かれた「日中青少年友好交流年」開幕式。北京では全国人民代表大会が
 開催中で、通常、期間中は海外からの要人を受け入れない。共産党トップが、全人代以外の
 行事に出席することはない。だが、胡主席は「新日中友好21世紀委員会」の小林陽太郎
 座長らと会談した。
 
 もともと、この行事は温家宝首相が対応する予定だったが、16日に首相再任選挙が控えて
 おり、どうしても出席できなくなった。このため、国家主席に再任されたばかりの胡氏自らが
 青少年行事に参加するという「格上げ」の対応をし、日本側を喜ばせた。
 
 胡主席は84年に日本の青少年訪中団3000人受け入れを担当した経験があり、「友好は
 青少年から」という信念がある。今回も日本の青少年ら約1000人と会い、将来を託した。
 
 若者が隣国の文化に触れるのは貴重な経験になる。中国側の受け入れを担当した共産党幹部に
 よると「食の安全に敏感になっている時期なので神経を使った。日本の青少年たちが中国に来て、
 おなかを壊したら大変だ。辛い料理は刺激が強いので、食べさせるなと指示した」と打ち明けた。
 本来なら、激辛の四川マーボー豆腐で「熱烈歓迎」したいところだろうが、「日本に合わせた」という。
 
 ギョーザ事件は真相が解明されていないが、中国公安省幹部によると、日本の警察当局に
 メンツをつぶされたという。日本側も中国公安省への信頼が揺らいでいると聞く。
 今後も協力して捜査を進めるという点では日中両国は一致しており、決定的な対立は避けられると
 思う。ただ、胡主席訪日の準備を進める外務省にとっても「ギョーザ事件をきっかけに日中間の
 雰囲気を悪くしたのは日本ではない。中国だ」というのがホンネであり、救いようがない。こんな時は、
 相手を思いやり、誤解を一つ一つ解いていくしかない。 


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