八王子現代家具工芸学校

八王子現代家具工芸学校での生徒達の木製家具の製作過程などの紹介。

2月恒例の展示会。

2016-02-22 22:59:37 | 八王子現代家具工芸学校

今年も始まりました。毎年2月の下旬に行っている隣の建物の村内ファニチャーアクセス内の樫の木ギャラりーでの学校展示会。生徒作品数はちょっと少なかったのですが今年も何とかいい感じにまとまりました。

もしお時間がありましたら是非お立ち寄りください。

 

【八王子現代家具工芸学校展】

場所:村内ファニチャーアクセス内 北3階 ギャラリー樫の木、

期間:2月20日(土)~2月28日(日) 11:00~18:00

 

デザインと技術が現代工芸家具としてとても良く表現できていますね。

使うだけの家具ではなく美しいインテリアとしての家具を是非楽しんでいただければと思います。

 

全体図左側から

右側から

 

C型不等厚成形合板のロッキングチェアー。製作は天童木工です。

 

波紋のデザインとフィンランドバーチが綺麗なテーブル。

 

カンナの美しい削りだしのテーブル。

 

八王子現代家具工芸学校として取り組んでいる地産地消プロジェクトの東京杉家具達。

 

形が綺麗な小物達。

 

テーブルが並ぶときれいですね。

 

 

 


料理用スプーン体験製作。

2016-02-15 00:37:13 | 八王子現代家具工芸学校

今日は先日いらしたスプーン鑿を使ったスプーン制作の体験の様子です。

普段はヨーグルト用の小さなスプーンを制作していただいているのですが、普段使うものの方が良いとのことで大きめの料理用のスプーンを作りました。以前に鎌倉彫りを趣味でやっていたとのことで好きなものを作っていただきました。

材料はサクラでカレー用のスプーンをもう二回り大きくしました。くびれのカーブまではこちらで加工しました。

彫りは丁寧にやられていました。

 

彫りが終わりましたら、周囲を電動糸鋸で切り取り、スプーンのウラ部分は手持ちのサンダーで。

鎌倉彫りをやっていたのでとても丁寧に作られていました。

 

出来上がりです。とても上手にで生きておりました。今度はジュエリースタンドをy理に来るとおしゃっておりました

 


デザイナー/造形作家の石山篤さんの工房見学。

2016-02-02 00:52:21 | 講師:伊藤家具デザインより

今回は家具ではなくオートバイデザイナーで造形作家の石山篤さんの工房に遊びに行きました。

石山さんとは10年ほど前の展示会でお会いし、その時の石山さんのセミナーでのデザインの考え方や発展方法などをお話になられ、それがとても興味深くまた私が目指している考え方でもあったのでそれ以来展示会などに毎回行くようになりました。またお人柄がとってもよくオートバイに関しては無知な私にも「物つくり」と言う共通点だけで気さくにいつもお話をしてくださいました。

オートバイデザインの業界をリタイアされてからはもともとは東京芸大工芸科金工卒でしたので造形作家として縄文土偶などの制作をしております。この土偶も魅力的で2年一度ある展示会をいつも楽しみにしています。

本物の一流の人の制作現場を拝見できるのはとても刺激的で勉強になりました。更に石山さんの書いた論文も図々しく欲しいと言ってコピーをもらってきました。

かなり長居をしとても楽しい時間でした。これからまた新たなことを取り入れて制作活動を次の展示会に向けてするとおっしゃっていましたので楽しみです。

 

頂いた論文。とても為になりとても面白いです。これをどう自分の家具デザインの考え方の中に入れて行けるかですね。

 

 

石山さんの考えの詰まったオートバイデザイン。以前の展示会のポスターがありました。

 

工房内。所狭しとオートバイと土偶関係の物が置かれていました。

 

 

ここの棚にはぎっしり色々なおもちゃが置いてありました。

 

壁にはコピーやスケッチが。

 

昨年の12月の世田谷美術館での展示会にて。