八王子現代家具工芸学校

八王子現代家具工芸学校での生徒達の木製家具の製作過程などの紹介。

ツキ板

2011-04-24 01:02:37 | 講師:伊藤家具デザインより
今回もちょっと前の生徒さんの作業風景です。
これは壁にかけるジュエリーボックス製作の様子。
0.6mm厚のツキ板と言う薄い板を6枚をMDFと言うボードに貼り付けて背板にしたようです。今回は片面6枚合計12枚をつなげ合わせて作りました。ツキ板は色々な貼り方ができ、木目を生かした貼り方もできデザインの幅も広がります。斜めに貼った生徒もいますので今度それも載せます。

まずはMDFにボンドを塗ります。



ボンドを塗ったMDFにツキ板を貼っています。白いものはべニアテープと言いましてツキ板同士をつなげます。



プレス機に入れて圧着。





ボンドが乾きプレス機から取り出したあと白いテープを取っております。



出来上がり。この後ペーパーをかけて塗料をぬればおわりです。



下駄箱

2011-04-13 01:19:46 | 八王子現代家具工芸学校
だいぶご無沙汰しております。
4月も新しい年度に入ってしまいました。
八王子現代家具工芸学校も2年目に入りました。
この4月から新しいコースも設置し今日から始まりました
新しいコースは1年間又は2年間の「クラフツマンシップ家具デザインコース」です。
家具デザイン、制作を総合的に全てを学び、家具デザイナー・制作者を目指すコースです。


今日の画像は先日できた生徒さんの下駄箱です。
材料はブナですが、この材は村内さんのところで引き取ってきたテーブルの天板を削って作ったものです。捨てられる材料が削ればこんなにきれいに出来上がるなんて私もびっくりしました。

クランプ作業



クランプ作業終わり



クランプを外したあと