八王子現代家具工芸学校

八王子現代家具工芸学校での生徒達の木製家具の製作過程などの紹介。

東京杉の丸太から座面へ。

2016-10-16 21:36:54 | 八王子現代家具工芸学校

10月ももう半分が過ぎてしまいましたね。時間はあっと言う間に過ぎて行きますね。

今日は先日製作しました東京杉のダイニングチェアーの座面作りです。

私の杉の木目の魅力は板目より柾目の方にあります。なので東京杉シリーズの物作りはできるだけ柾目で接ぎあわせて直線構成での木目にしています。なので丸太でも柾目をメインに木取りしていきます。

 

まずは丸太を必要な長さ切断します。

 

背割りが入っているのでそのラインに沿って切断。

 

カンナをかけて表面をきれいに。

 

ここから帯鋸と自動送りカンナを使って必要な板材を確保。

 

その板材にドミノ加工をして接ぎあわせ。

もう一度カンナをかけて板を整えてから板の傾斜加工。

 

ジグを使ってななめ加工。

 

この板を2枚作り座面になるように合わせます。

傾斜をさせることですわり心地も良くなります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


銘木ナイフと展示会のお知らせ。

2016-10-07 22:27:04 | 講師:伊藤家具デザインより

10月もあっと言う間の1週間が経ってしまいましたね。空気も随分と秋らしくなりましたね。

今日は明日8日(土)から10日(月・祝)まで多摩センターにあるパルテノン多摩2F特別展示室で行われる「第11回多摩クラフト展み・た・す」に出展致します。

この展示会は私(伊藤)が今年から正会員として入会致しました多摩クラフト協会の展示会です。25名による色々な工芸品が見れますもしお時間がありましたらいらしてください。

その展示会用に仕上げた銘木によるチーズ・バター・ジャムナイフです。

 

受付後の入り口。

 

私の所。

 

DMです。

 

銘木のチーズナイフ、バターナイフ、ジャムナイフです。

材は左から

コクタン、ローズウッド、ウェンジ、ブビンガ、チーク、バーズ・アイ・メープル、タモ、メープル、タモです。

まだ木目や木肌、色などが珍しい木がありますのでもう少しやってみようかなと思っております。