八王子現代家具工芸学校

八王子現代家具工芸学校での生徒達の木製家具の製作過程などの紹介。

完成と綺麗な杢の材木。

2016-03-22 00:41:37 | 八王子現代家具工芸学校

前回の投稿から1週あいてしまいましたね。前回の一輪挿し、継手部分のでっぱりをカンナで削り、サンドペーパーをかけて最後に米ぬかから作られたオイル「キヌカ」を塗って完成です。

そして、先週は材木屋さんからの紹介で大ベテランで指物をやられている職人さんが工房を引越しするので短材や端材など廃棄しなければならない材料をいらないかと言われ取りに行ってきました。

唐木系の材から杢の出ている材などとても良い材もあり、たくさん持って帰ってきました。持って帰ってきてから学校での整理が大変でした。でも本当にとてもありがたかったです。

 

1輪挿し完成です。組木とブナの木目が綺麗でした。

 

取ってきた木材、車いっぱいになっちゃいました。

 

綺麗なタモの杢の木もありました。どう使ったらいいか考えますね。

 

その他、カーリーメープルとみくら桑もありました。

 

 

 

 


継手基礎練習。

2016-03-07 22:54:39 | 生徒制作過程

あっと言う間に2016年も3月ですね。少しづつ工房内も暖かくなってきました。

たまには入門家具コース写真です。カンナ、ノミの研ぎと仕立て、そのあとの木工の基本的な継手練習が終わり、このコース最後の製作課題の4種類の継手を使った1輪挿し作りです。

女性の生徒さんでとても丁寧で綺麗な継手です。練習は継手1つ1つですが、最後は4つの兼ね合いです。すべてが完璧ではないと隙間が出てしまう難しい物ですがとても上手にできていました。

クランプ作業が終わり、これからでっぱりを削り、綺麗にして、塗料を塗っておしまいです。