八王子現代家具工芸学校

八王子現代家具工芸学校での生徒達の木製家具の製作過程などの紹介。

新しい作品を撮ってもらいました。

2014-06-30 23:23:22 | 作品

本校は村内ファニチャーアクセス内にあるため大きめの良い作品ができた時は村内のスタジオでプロのカメラマンに作品を撮ってもらっています。生徒にとっては本当に贅沢ですね。

改めて本校はとても贅沢な良い環境にありますね。

とても綺麗に撮っていただきました。

ケヤキのコーヒーテーブルです。

 

ナラの三角スツールです。

上からです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


本棚制作。

2014-06-24 00:46:02 | 八王子現代家具工芸学校

今日は先日完成した応用家具コースの生徒さんが制作した本棚制作過程です。

材料はタモ材で、最初は板を2枚か3枚板をつなげて制作するつもりでしたが、たまたま1枚板で良い物があり、それを使うことにしまいました。

 

まずは製材です。綺麗な材ですよ。

 

材料の幅決めは自動送りカンナに大きいため入らないでコロ付きルーターで加工しました。

 

製材終了。

 

つなぎは全部ドミノを使用しました。

 

とりあえずボンドなしでドミノを入れて制作。

ドミノの位置かくにんです。

とりあえず今日はここまででアップします。次回を楽しみにしてください。

 

 

 

 

 

 

 


かえるイス。

2014-06-15 21:40:37 | 生徒制作過程

梅雨だと言うのに昨日今日と夏みたいな天気ですね。八王子は盆地なので冬寒く、夏暑いんですよ。でも今は山の緑がとてもきれいですよ。今日はお孫さんの為に作ったかえる椅子です。全体的にかわいらしい椅子です。撮っていたつもりが大して画像がなく、申し訳ありませんがかなりとびとびの製作過程になります。何脚か作るということでかえるの型を作って量産できるようにしました。

1/1の原寸でしっかりした図面を書きそれをMDFボードーの上に貼り付け線通りに切断しヤスリで綺麗にしかえるの頭と体の型のできあがりです。同じようにMDFで口と目の型も作りました。型とルーターを使って簡単にほぼ完璧に同じものを何個も作れます。

接合も簡単にできるようにとドミノを使いました。

 

前脚と後脚の接合。

接合後に脚のガタツキをなおすために鉋で脚底を調整。

 

生徒さん宅にて出来上がったかえる椅子です。

なぜかモンキーと一緒のイス。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


ネコ皿。

2014-06-07 22:35:48 | 八王子現代家具工芸学校

もう一年も半年が過ぎてしまいましたね。それにもう梅雨ですね。最近は本当に時間が過ぎるのが早く感じます。先週は何だか忙しくブログを更新できませんでした。

今日は3月に公開になった映画「魔女の宅急便」でつくったネコ皿制作です。

材料は黒っぽい木が良いとのことでアメリカン・ウォールナットを使用しました。

 

必要な大きさにカットしましたら型紙で大まかな形を鉛筆でなぞります。

 

型紙でなぞり終えたら、おさらの円の中心を出しその裏側をぼる盤で深さ5ミリくらいの大きめな穴をあけます。この穴は旋盤の機械に装着するために必要なのです。

 

帯鋸でラフ切断。

 

中心穴をあけ、旋盤で削るときに深さの目安と削りやすくするためです。

 

後は旋盤に装着し削るのみです。

 

メインの旋盤加工終了。ここから表面を手掘り風に加工していきます。

 

スプーン鑿や南京ガンナなどを使い表面加工。さらにボール盤で耳のところに穴をあけ引っかけたり手で持つときに持ちやすくすることも考えました。

 

ネコ皿だけの完成画像を撮るのを忘れましたが、その他にも頼まれていたお皿とネコ皿です。

塗装は使用感を出すため未塗装です。