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八王子現代家具工芸学校

八王子現代家具工芸学校での生徒達の木製家具の製作過程などの紹介。

80年前のスツール修理。

2015-06-26 17:08:28 | 生徒制作過程
60代の生徒さんのお母さんずっと昔から使っているスツール。大正時代位に作られたスツール、ずっと使われていたスツール、脚がぐらつくとのことで繋ぎ直し。接合部分を外しボンドを入れ、再び締め付ければまた何十年も使えるように生まれ変わりました。
木の物はこのように直せば使えるのが良いですね。また、代々家に引き継がれて大切に使われるのも良いですね。これでまた次の代もしくは次の次の代までに引き継がれますね。


シンプルなスツールでしたが、かなりグラグラしていました。



直した痕もあり接合部にはすべて釘が打たれていました。釘もだいぶ錆びており抜くのに一苦労しておりました。



接合部分をすべて外し、綺麗にし、ボンドつけてクランプ締め。



最後に塗装をし直して完成です。とても素敵ですね。


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