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ウルトラ指人形のことやら、仮面ライダーの感想やら、大河ドラマについてやら

密命寒月霞切り~最終回~

2008年06月13日 | 時代劇でござる
密命 巻之1 新装版 (1) (祥伝社文庫 さ 6-31)
佐伯 泰英
祥伝社

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 3回目に見たら、もう最終回でした…
 相良藩分家の陰謀に対し、金杉惣三郎の怒りの剣が舞う!というお話でした。江戸の火消しや火事始末御用を巻き込んでの討ち入り決行、しかも火事を出して、その火が屋敷内に隠してあった火薬に引火して大爆発とは恐れ入りました それでおとがめなし? おっと、いけねえや!キバのノリで書いちまったぜ…細かいことは言いっこなしがお約束だったね 
 と言うことで、2時間の拡大枠の最後まで楽しませていただきました。このノリで続編を希望します。

密命寒月霞斬り~第五話~

2008年05月30日 | 時代劇でござる
密命 巻之1 新装版 (1) (祥伝社文庫 さ 6-31)
佐伯 泰英
祥伝社

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 久々に「密命寒月霞斬り」を見ました
 で、感想ですが・・・なんか前に見た内容と同じような・・・
 札差・冠阿弥の娘、お杏が人質になったのを主人公金杉惣三郎が救う、というお話でした でも、騙された上に人質になったお杏は、自分を騙したその男、藤川に惚れていて・・・結局、その男を金杉が斬ってしまうのですが、次回以降にしこりを残しそうですね 
 一方、相良藩のお家騒動の方は、分家のお姫様が出てきて江戸留守居役・寺井の暗殺を画策、という荒技に打って出ます。いくら何でも、そんな汚れ役をお姫様にやらせますか! でも、面白いからいいけど・・・

密命寒月霞斬り

2008年04月18日 | 時代劇でござる
密命 巻之1 新装版 (1) (祥伝社文庫 さ 6-31)
佐伯 泰英
祥伝社

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 ここのところ、時代劇に飢えておりましたところ、今日から新しいドラマが始まると言うことで、見させていただきました。
 テレビ東京の新番組「密命寒月霞斬りであります。惹かれたのは佐伯泰英原作であることと、主人公金杉惣三郎を榎木孝明さんが演じていることでした。佐伯ものの面白さは、NHKでやっていた「居眠り磐音 江戸双紙」で確認済みですし、榎本さんも好きな俳優の一人ですから
 で、第1話の感想ですが、テレビ東京らしく、制作費に金がかかっていない感
プンプンではありましたが、2時間楽しんでみることができました。
 時代劇の王道をゆく設定がたまりませんね 剣の達人である主人公が「密命」を帯びて江戸で浪人として生きていく。そして次々と起こる事件を解決・・・って、「居眠り磐音」さんの世界観と完全だぶりですな でも、それが心地良いんだから問題なしなんです。しばらくは、この番組で楽しめそうです。

鞍馬天狗~角兵衛獅子 後編~

2008年03月06日 | 時代劇でござる
角兵衛獅子 (鞍馬天狗傑作選 1)
大佛 次郎
文藝春秋

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 「鞍馬天狗」第8回「角兵衛獅子 後編」のあらすじは公式サイトをご覧ください。

 文句なしに面白い最終回でした。
 大坂城の米倉に追いつめられた天狗がどうやって脱出するか、ハラハラドキドキして見守りました。まさか、ああいう救出方法となるとは!(見てない人のためにネタ晴らしはしませんが、唖然とする方法です)現代の作家は、あの手は使わないでしょうね・・・でも、近藤勇が格好良かったから許す!
 とにかく、最初はどうなるかと思った緒形直人の近藤局長ですが、最後になって猛烈に格好よくなっちゃいました。まさしく最後のサムライですぜ
 天狗と対決すべく一人で大坂に向かう近藤勇。途中、尊皇派浪士5人の襲撃にあうも、いとも簡単に返り討ちにしてしまう圧倒的な剣技。そして、圧巻は天狗との決闘・・・これぞチャンバラという名シーンでした。お互いを好敵手と認め合い、しのぎを削る中に、ゾクゾクと身体の中から吹き出てくる「愉悦」とも言うべき充実感を感じているのがよく分かりました。いや~近藤勇、日本一
 

鞍馬天狗~角兵衛獅子 前編~

2008年02月28日 | 時代劇でござる
角兵衛獅子 (鞍馬天狗傑作選 1)
大佛 次郎
文藝春秋

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 「鞍馬天狗」第7回「角兵衛獅子 前編」のあらすじは公式サイトをご覧ください。

 鞍馬天狗の「角兵衛獅子」と言えば、嵐寛壽郎に美空ひばりと・・・何故か刷り込まれている世代なんですよね・・・私って・・・でも、アラカンの鞍馬天狗なんて見たことなんですけどね、実際は でも、刷り込まれちゃってるのが怖いですな。
 杉作役の森永悠希君がうまいな と言うか、最近の子役達はみんな芸達者ですね。ちんぴら親方(火野正平・・・はまり役でした)に大事な密書を奪われて「ごめんよ・・・天狗のおじちゃん・・・ごめんよ・・・」と泣くシーンには、胸を締め付けられましたもの・・・ それにしても、大事な密書を子供に託すか?第一、新選組に化けて大坂城に潜り込むよりも、使者が大坂から帰ってくるところを狙って「暗殺人別帳」を奪う方が簡単だったような・・・あ、だめか・・・それではドラマにならないと・・・
 次回は緊迫の後編、そして寂しい最終回です。もっと見たいな。

 
 

鞍馬天狗~天狗と子守歌~

2008年02月21日 | 時代劇でござる
鞍馬天狗読本

文藝春秋

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 「鞍馬天狗」第6回「天狗と子守歌」のあらすじは公式サイトをご覧ください。

 「天狗と子守歌」というよりは「幾松と子守歌」とした方がいいような内容でした
 幾松さん姉さんの艶っぽい啖呵にうっとりしました。なんでこんないい女が、お天気おじさんに惚れたの?
 ゲストは宝生舞さんでしたが、やや役どころが中途半端な印象でした。こういう場合、旗本のお手が付いて生まれた「跡取り息子」を守るために刺客と戦う実の母、というのがお約束だと思うのですがね それが「赤子の母親である側女の家で働いており、側女から頼まれて赤子を預か」って逃げてきたという設定では、いかにも印象が薄い・・・ ショムニ以来の京野&宝生ですぜ、もう少し盛り上げてよ・・・
 「山嶽党奇談」と「角兵衛獅子」の間の小エピソードという味付けなんでしょうが、ややご都合主義的な場面が目立っていたような感じがしました。

鞍馬天狗~山嶽党奇談  後編~

2008年02月14日 | 時代劇でござる
山嶽党奇談 (鞍馬天狗傑作選 2)
大佛 次郎
文藝春秋

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 「鞍馬天狗」第5回「山嶽党奇談 後編」のあらすじは公式サイトをご覧ください。

 鞍馬天狗と近藤勇の共闘成る!「山嶽党」及び三島屋清左衛門という共通の敵に向かって、それぞれ密かに動き、時に情報を共有し、武力による京都制圧という驚くべき野望を打ち砕くまでが描かれました。テンポ良く事が動いていくし、チャンバラも見応えあったし、「時代劇」はこうでなくっちゃ!という見本みたいな作品だったと思います。
 まあ、未だに新選組の局長と副長には馴染めませんし、秘密結社の割には、真っ昼間から堂々と軍事訓練をやってる「山嶽党」には???と思いましたが・・・ 
 そして、今回鞍馬天狗は「天狗の必須アイテム」の一つ、拳銃を手に入れました。1対1なら、剣で銃に立ち向かうことも可能な天狗さんですが、相手が集団で飛び道具を持ち出してきたときは、やっぱりこちらもそれなりにね・・・というこだわりのなさが、飄々としていて気持ちいいですな

鞍馬天狗~山嶽党奇談 前編~

2008年02月07日 | 時代劇でござる
山嶽党奇談 (鞍馬天狗傑作選 2)
大佛 次郎
文藝春秋

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 「鞍馬天狗」第4回「山嶽党奇談 前編」のあらすじは公式サイトをご覧ください。

 今回の新選組!は局長近藤勇が出張ってきたため、土方歳三君は1シーンの登場のみ。そのせいもあってか、感情移入もかなりスムーズに出来たような気がします まあ緒形直人さんが、気むずかしい顔一辺倒で近藤局長を演じても、どうしても某シチューのCMのほんわか笑顔が浮かんできて、こちらもしっくりこないのは同じなんですけどね・・・でも、杉本版土方よりもまし・・・ 今回のラスト、山嶽党に囲まれたシーンでは思わず身を乗り出しましたし・・・
 謎の豪商三島屋清左衛門と山嶽党の暗躍、その謎を追う鞍馬天狗という展開は文句なしに面白いですね!少々のミスキャストなんて、置いてけぼりの面白さです。そうそう、しっくり来ないキャスティングの目立つ「鞍馬天狗」ですが、所司代役の石井愃一さんはぴったりでした メビウス以来でしたが、名演技を堪能致しました

鞍馬天狗~石礫の女~

2008年01月31日 | 時代劇でござる
角兵衛獅子 (鞍馬天狗傑作選 1)
大佛 次郎
文藝春秋

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 「鞍馬天狗」第3回「石礫の女」のあらすじは公式サイトをご覧ください。

 第2回「宿命の敵」を見逃しました。その間に白菊姫は芸妓になっていました・・・恐るべし!鞍馬天狗!公家のお姫様を、たった1話見逃した間に芸妓にしてしまうとは
 その白菊一筋でいくはずもなく、倉田典膳(鞍馬天狗)は石礫使いの女が気になるご様子・・・しかし、その女は新選組隊士の女房で、土方歳三も横恋慕中 演じているのが黒谷友香さんでは仕方ないですか
 勧善懲悪型時代劇であり、新撰組は敵役。当然、土方がワルに描かれていますが、やっぱり山本耕史演じる「新選組!!土方歳三 最期の一日」を年末に見たばかりですからね・・・どうしてもしっくりこないんですよね・・・これを克服しないと、鞍馬天狗は楽しめないとわかっているんですが・・・ 

鞍馬天狗

2008年01月18日 | 時代劇でござる
鞍馬天狗読本
大佛次郎記念館
文藝春秋

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 正月特番の喧噪も去り、テレビにレギュラーが戻ってきた今日この頃、いかがお過ごしですか?私は「木曜時代劇」が再開されて生き返っております
 2008年のトップバッターは野村萬斎主演の『鞍馬天狗』です。私なんかより、もう少し上の年代の方々にとっての「ヒーロー」ですね。私たちぐらいだと「ウルトラマン」などの特撮ヒーローやアトムといったアニメヒーローに目がいってしまいましたから・・・でも、だからこそ新鮮な感じで楽しむことができました。第1回のあらすじについては公式サイトをご覧ください。
 野村萬斎が主役を演じるテレビドラマって、珍しいですよね。映画「陰陽師」みたいにニヤニヤ主人公になるのかな、と思ったら・・・やっぱり、ニヤニヤしてました。でもその人を食った感じが彼の魅力だと思いますが。まあ、これはいいでしょう。でもね、石原良純の桂小五郎はないでしょ 生活に疲れたおじさんという感じで、どう見ても勤王の志士というイメージから遠い・・・遠すぎる・・・しかもさりげなく(でもないか)お天気キャスターの宣伝までしちゃってるし・・・
 新撰組は、今回は敵役、オオカミに徹していただきましょう。杉本哲太の土方歳三なんて、憎々しくていいですね。(ちょっと顔が長すぎるような気もしますが・・・)緒形直人の近藤勇は、も少し背がほしい・・・か?
 演出の方は、古き良き時代の「チャンバラ」を意識した、分かりやすい勧善懲悪タイプで、肩の凝らない作りになっていると思います。「風の果て」なんかの、どっしりと重い感じとはまた違っていて、これはこれで、先が楽しみです