![]() | PLUTO 5―鉄腕アトム「地上最大のロボット」より (5) (ビッグコミックス)浦沢 直樹,手塚 治虫小学館このアイテムの詳細を見る |
小さい活字を見ていると目がしょぼしょぼして、とんと本を読まなくなった今日この頃・・・ではありますが、「PLUTO]の最新刊を見つけたので、ついつい購入し、老眼に鞭打って読んじゃいました

果たして「プルートゥ」の正体は?ゲジヒトの失われた記憶は?アトムは本当に死んで(!)しまったのか・・・ 過去の浦沢マンガがそうであったように、5巻で決着がつくはずもなく、謎は深まるばかりです。でもそのハラハラドキドキ感が浦沢マンガの面白さなんですから、まずは一気に読んでそのスピード感を満喫。2回目は手塚版「アトム」へのオマージュがどんな形で表現されているか深読みして・・・そういや、原作ってどんな話だったっけ?何せ、読んだのは小学校の頃だし、忘れちまったよ・・・

原作との比較云々は抜きにしても、「羊たちの沈黙」のレクター博士が出てきたり、イラク戦争が顔を出したり、「モンスター」を彷彿とさせるエピソードがあったりでてんこ盛りです。浦沢氏の入れ込みようが見えてきます。入れ込んで入れ込んで、この話はどこまで続くのやら・・・単行本で20巻オーバーは確実でしょうが、願わくば我が命のある間に完結してほしいものです・・・結末が見たいよ・・・
