「おんなの家」／明治座

昨日の東京日帰りは、観劇が目的でした。
今回観たのは明治座で上演中の「おんなの家」です。




橋田壽賀子さん作、石井ふく子さん演出の作品。
東京神楽坂にある炉ばた焼きの店「花舎」
３度目の離婚をしてお店に戻ってきたマイペースな長女を高島礼子さん、
仲介役で姉と妹の気持ちを尊重して平和的にと進める三女を熊谷真美さん、
先代である父の跡を継ぎ店を切り盛りするしっかり者四女を藤田朋子さん、
この三姉妹の喜怒哀楽溢れる日常を中心に、彼女らを取り巻く人間模様が描かれます。
三姉妹を演じる女優さんはさすが！と唸る名演技で、ぐいぐいと舞台に引き込まれます。
名鉄ホールで何度か上演されてましたよね…
ただその頃は、お芝居を観る余裕もなかったし…
テレビ番組にもなっていたそうですが…たぶんその頃は関心が他にあったようで…
橋田壽賀子さんや石井ふく子さんの作られるお話、ドラマの
良さがしみじみと分かるようになったのは、まだまだ最近ですから…
でも、過去には名だたる女優さんが演じられていて…
受け継がれている“名作”なんですね～。
「渡る世間は…」ではお馴染みの藤田朋子さんや吉村涼さん、
山崎銀之丞さんは「3年Ｂ組金八先生」で、
鷲尾真知子さんは「大奥」で…普段はテレビで拝見する俳優さんが目の前に…
テンションあがりますね～。
高島礼子さん、背が高くスラリとしてみえるのは知ってましたが、舞台映えしますね～。
熊谷真美さん、役柄もありますが可愛らしい方、そんな印象を受けました。
わらいあり、涙あり…本当にいいお芝居でした。

さて、お目当ては、錦織一清さん、ニッキです。

長女と四女から思いを寄せられる謎の常連客を演じます。
まぁ、最後にどんでん返しがあるのですが…
いや～ニッキ、いい役者さんですね～。
笑いを取る場面でも、かっこよく決める場面でも、演技がひかりますね～。
（すみません、贔屓目がかなり入っているかも…）
あまり考えずに、花道近くの席を取ったのですが、
ニッキが何度も花道を通るのです…間近で姿を観ることが出来て…もう夢心地でした(*^^*)
最近は演出家として活躍中のニッキですが、
時々はこうやって舞台にも立ってほしいですね。

実は明治座でニッキを観るのは一年ぶりです。
去年は時間が心配で、東京駅からタクシーを使いましたが
今年は無料バスのメトロリンクに乗ってみました。
帰りは東京駅まで、地下鉄と総武線で…
また来年もあるかもしれませんので、行き方、しっかり覚えました。

あと、明治座といえば、幕間の食事も楽しみ！
去年と同じく食堂でので食事を予約。

女性に一番人気のあるというお弁当を選びましたが、美味でしたd(^-^)
こういうお芝居の楽しみ方もいいですね。


最後に…もう、少年隊としての活動は見られないのかなぁ…
半ば諦めモード。
でも、三人三様の活動を応援していきたいですね、これからも。